保育園・幼稚園で働くときの心構え

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女の子が憧れる職業の中で、上位に挙げられるのが「幼稚園や保育園の先生」です。

その理由は、「幼稚園や保育園のときの先生が好きだったから」、「小さい子が好きだから」とさまざまです。先生を目指す人の共通点は、「子どもの頃の良い思い出があること」や「子どもが好きである」ということが一番大きいでしょう。

しかし、実際は保育士や幼稚園教諭の養成機関に入ってから、理想と現実のギャップを感じて保育士や幼稚園教諭として働くことを諦める人もいます。なぜなら、児童福祉や教育のプロとして働くためには、「子どもが好き」というだけでは仕事として成り立たなくなるからです。

そこで、今回は「保育園・幼稚園で働くときの心構え」について解説していきます。

⚫︎健康で体力があることが大前提

保育士や幼稚園教諭が退職する際に、よく口にする言葉があります。それは、「資格は持っているから、保育士や教諭として働きたくなったら、いつでも復帰できる」というものです。

また、「子育てがひと段落して、中年になってからでも働けるから、先生っていいね」と言う人もいます。

それは、決して間違いではありません。保育士や幼稚園教諭免許状は国家資格ですので、受け入れてくれる就業先さえあれば復帰することは可能です。

しかし、人間の体力は、自分では気がつかないうちにどんどん衰えていきます。

そのため、何年かぶりに保育の現場に復帰した人のほとんどは、強い疲労感を感じます。そして「こんなに仕事がきつかったなんて思わなかった」と言います。事実、体力の限界を感じて、保育の仕事から遠ざかってしまう人は大勢いるのです。

それくらい、保育の仕事は、体力や良好な健康状態は不可欠なのです。

また、保育や教育の仕事は、ただ子どもたちを見ていればいいわけではありません。

ひとりひとりの発達状態をみて、必要な援助を行うだけでなく、全体の安全管理をするために絶えず周りに気を配る必要があります。つまり、ただ子どもと遊んでいればいいわけではないのです。

なぜなら、現代では、子どものけがを防ぐための安全管理が最重視されてるからです。そのため、いつでも気を張らなくてはなりません。場合によっては、素早く動くことも要求されます。

そのため、肉体的な疲労だけでなく、精神的にも疲弊してしまいます。その上、子どもだけでなく、保護者や職場の同僚ともいかにコミュニケーションをはかって連携をとっていくかがとても重要なので、そこで悩む人もたくさんいます。

そこで精神的に疲れ果て、精神疾患を発症して保育や教育の仕事を辞めてしまう人が年々増えてきているのです。

このような疲労感と上手に付き合っていくことが、保育や教育の仕事には欠かせないものです。

したがって、リフレッシュする術を身につけたり、悩みを打ち明けることができる人を見つけたりすることが、元気に子どもたちと過ごせる秘訣といえるでしょう。

なぜなら、子どもは笑っている先生が好きだからです。子どもたちは、大人のことをよくみています。その一方で、大人が元気のないときには、子どもからも笑顔が減っていくものです。

そのため、保育士や教諭が元気に毎日出勤し笑顔で過ごせることが、子どもたちにとっては一番安心することなのです。

⚫︎自分の言動を見直す

保育の現場で、たまに勘違いしている人がいます。それは、「先生」と呼ばれることで、自分がまるで偉人のように振る舞う人のことです。

このようなことは、本当に残念なことです。

しかし、保育士や幼稚園教諭の養成機関を卒業してすぐに就職した場合、その人は「先生」と呼ばれる立場になります。

しかも、相手は小さな子どもたちです。

自分が子どもたちと接していくうちに、あたかも自分が優れた人間のように勘違いしてしまう人が実際にいるのです。さらに、もっと残念なことが、自分が勘違いしていることに全く気がつかず、むしろ「子どもにいろいろ教えてあげている」とも考えています。

そのような人の多くには、子どもや保護者を見下した発言が目立ちます。そうなると、子どもは「この人は怖い人だ」と判断して、その場ではよく言うことを聞くかもしれません。

しかし、その人がいなくなったとたんに、タガが外れたように興奮したり、暴れ回ったりすることがあります。それは、子どもが成長していく過程では、望ましくないことです。

そこで、保育や教育の現場で働くときには、「自分が正しい」という思い込みを外すことが大切です。なぜなら、自分の常識が必ずしも相手の状況や考え方に当てはまらないからです。

事実、人間はひとりひとりみんな違います。様々な家庭の状況、生育歴など子ども自身が抱えているものはそれぞれ大きく異なるのです。

それを保育士や教諭の常識だけに当てはめようとすれば、良い関係を築くことはできません。つまり、保育士や教諭は相手を知り、相手の状況を丸ごと受けとめる必要があります。

もちろん、働く側が大切にしたい信念や理念などを持つな、ということではありません。それは大切にしながらも、まずは目の前の子どもたちの状況を把握し、受けとめ、その子にとって、「豊かな育ちとは何か」を考える必要があるということです。

そうなると、その日、その時の保育を振り返ることが重要だとわかります。なぜなら、自分の言動が、子どもたちにとって適切なものであったのかを反省し、さらにそのときの状況を分析することで、子どもへの理解が深まるからです。

子どもたちは、本当によく大人をみています。「自分のことを大切に考えてくれている」と感じると、とても信頼を寄せてくれるようになります。それが、子どもたちの成長にとっては、重要な人間関係の基礎になるのです。

このように、保育士や幼稚園教諭は、職員自身が子どもと良好な関係を築き、健康で生活ができるようになるための心構えがあります。この心構えは初歩的なものですが、職業として成り立たせる上では、大切な土台です。

このことに注意することで、子どもや保護者との関係はみるみる変化していきます。子どもの成長は、保育や教育の現場で働く職員にとって、一番嬉しいことではないでしょうか。そのために、このような心構えは必要なのです。

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保育士・幼稚園教諭が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、施設や企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

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