保育士や幼稚園教諭がキャリアアップを目指すべき理由

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保育士や幼稚園教諭には、上級資格として位置付けられているものがありません。そのため、「キャリアアップ」と言われても、「園長や主任になる」など、役職を持つことがスキルアップになると考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、保育や教育の仕事には、営業成績に目に見える形で実績を評価する基準はありません。したがって、保育や教育のレベルアップをしようと自己研鑽に励んだとしても、給料が変わることはないのです。

そのため、中には「仕事はきちんとやる。でも、仕事が終わればプライベートの時間を使ってまで仕事のために勉強するなんて嫌」と考える人も少なからずいます。

ですが、賃金に反映されることはなかったとしても、保育士や幼稚園教諭はキャリアアップをする必要があります。

そこで、今回は「保育士や幼稚園教諭がキャリアアップを目指すべき理由」について解説していきます。

⚫︎転職時にアピールするポイントになる

保育士や幼稚園教諭は、とてもやりがいのある仕事です。しかし、腰痛や膝痛など、体に不調をきたしやすい職業でもあります。また、結婚や子育てなど、人生の転機が訪れた時に、様々な理由から仕事を続けることができなくなる可能性もあります。

そして、違う保育園や幼稚園に転職する場合にも、キャリアアップしようとしたことは大変役立つのです。

なぜなら、たとえキャリアアップをしようと研修に行ったり、民間が行う通信講座等と受講したりした事実は、「職業に対して真面目に取り組む姿勢を持っている」いう印象を相手に強く与えるからです。

しかも、それが保育や教育と関係する仕事だった場合は、キャリアアップのために身につけた知識やスキルが、今までの職業経験と重なってさらに力を発揮する可能性があります。

一方で、特に自己研鑽することなくただ仕事をこなしてきただけの人は、転職時に面接で、「あなたはどのようなことをしてきましたか?」と尋ねられたとしても、答えに戸惑うのではないでしょうか。

なぜなら、自分の「強み」を事実と裏付けて話すことができないからです。仮に話すことができたとしても、もし現場でその知識やスキルを求められた時に発揮できなければ、意味がありません。

確かに、仕事は仕事で、「お金を稼ぐためのもの」と考える人が間違いなのではありません。したがって、プライベートの時間を削って仕事のことを考え続ける必要はないかもしれません。

しかし、仕事の時間は1日のうちの3分の1(約8時間)を占めています。ただそれをこなすだけではなく、より良いものにするために努力したことは、人生を豊かにすることになるのです。

⚫︎保育や教育の質が向上し、充実感を感じることができる

保育や教育の研修や民間で行われる講座は、バラエティーに富んでいます。中には、幼児番組で活躍するタレントや歌手が講師と呼ばれるものもあります。これは、「子どもの心をつかむための話し方やダンスなどを教えてくれる」と大変人気があります。

保育や教育の場合、相手が子どもであるため全てが大人の思い通りになることはありません。このため、子どもの姿に翻弄され、「自分はこの仕事に向いていないのかもしれない」とため息をつきたくなる日々を過ごす人は大勢います

ですが、「困った」と感じる子どもの姿が、実は発達に基づいた姿だとしたらいかがでしょうか。しかも、きちんと発達を踏まえて保育や教育を行うことで、子どもがみるみる変化していくとしたら、やりがいがあるのではないでしょうか。

この「発達に基づく」という考え方は、保育や教育の基本になります。これは、保育士や幼稚園教諭の養成校でも一通りは勉強をしますが、現場で実際の子どもたちを相手にすると、いざという時に思い出せないことは多々あります。

そこで、保育や教育の質を向上させるためのキャリアアップが重要となってきます。キャリアアップとは、目に見える形で資格を取得したり、スキルを身につけたりするだけではありません。

このような「日々の子どもの姿と照らし合わせながら発達を見直し、保育や教育を組み立てる」という日々行っていることを真剣に見直すだけでも、十分に専門職としてキャリアアップすることが可能なのです。

例えば、実際の子どもたちの姿と発達の過程で見られる姿を勉強し直すことで、子どもの見方が変わってきます。そして、子どもの見方が変わることで、、保育や教育で工夫することが分かってくるのです。

このように、自分の考えたことが子どもにとって良い方向へ働き、子どもの姿が変化していくとそれは保育士や幼稚園教諭にとっての成功体験となります。次第に、子どもの姿が変化していく喜びが、「やりがい」に変わり、仕事に対して充実感を得るようになるのです。

しかも、子どもたちの発達に基づいた保育や教育を実践することは、質の向上にもつながります。つまり、キャリアアップしようと実践したことは、保育や教育の質を向上させることができる上に、仕事の充実感も同時に得られるということです。

このように、保育士や幼稚園教諭がキャリアアップするべき理由は、普段の仕事の質を向上させて充実感を得るだけでなく、転職時にも大変役立ちます。

もちろん、1日の時間をどのように使うかは、その人次第となります。しかし、1日の3分の1を占める仕事の時間を充実させないということは、非常に勿体無いことです。

言い換えると、仕事の時間を充実させないことは、人生の貴重の時間をただ作業としてこなすだけに費やすことになってしまうのです。

このため、自分の人生を充実させ、生き生きと生活するためにも是非キャリアアップを目指してみてください。

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保育士・幼稚園教諭が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、施設や企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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