保育実習生の指導法

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保育士になるためには、保育園等の児童福祉施設で保育実習を行わなければなりません。保育士は通常であっても激務ですが、実習生が来ることで実習簿の点検や実習生への指導などを行うため、さらに多忙になります。

しかし、それでも保育士は未来を担う保育実習生に対して、懸命に向き合っています。それにも関わらず、実習生が日に日に自信をなくしていく姿が見られたり、改良点を述べたとしても行動が改まらないことがあると、保育士自身が落ち込んでしまうこともあります。

つまり、保育実習生を受け入れるということは、保育士自身の力量も試されることなのです。

そこで、今回は「保育実習生の指導法」について解説していきます。

⚫︎「指導」に重きを置きすぎない

実習生を受け持った保育士の中には、「一人前の保育士になれるようにしっかり指導をしなければ」と力が入りすぎてしまう人もいます。特に、仕事に対して責任感を持ち、保育士の仕事を一生懸命こなしている人ほどその傾向が強くなることもあります。

もちろん、実習生はお客様ではありませんし、保育士は子どもたちの保育に対して責任を負っているため実習生を指導することも必要となります。

また、あいさつや提出物を期限までに提出するなどのマナーを実習生が知らなければ、社会人の先輩として教えてあげることは大切です。

しかし、人間は改善点ばかり述べられるとだんだん自信を失ってしまいます。しかも、実習生は慣れない環境でただでさえ緊張している状況です。その時に、保育士の指導に熱が入りすぎると瞬く間に元気が無くなっていってしまうのです。

その一方、保育士としては、実際に働き始めた時に実習生が困ると思って指導しているのに、実習生の態度が変わらないと「こんなことでへこたれていたらいけない!」とますます指導に熱が入り、悪循環に陥ることがかります。

つまり、実習生を受け入れた時に「指導」に重きを置き過ぎてしまうことは、保育士と実習生双方のためにならないことがあるということです。

⚫︎保育のやりがいや楽しさが伝わる実習が大切

保育実習が終了すると、「想像していたよりも保育の仕事は大変だった(自分には難しい仕事なのかもしれない)」という印象を抱く人と、「やはり保育は楽しそうだ。仕事は大変かもしれないけれど、保育士になりたい」と笑顔で話す人の二つに分かれます。

つまり、実習でただ「大変だ」という思いをした人と、大変だったけれど保育の仕事の楽しさを感じた人の2つのパターンがあるということです。

では、この違いは何でしょうか。

もちろん、実習の充実度の満足度は、実習生自身のやる気や要領の良さも関係しています。ですが、それだけではなく、実習中に保育のやりがいや楽しさを感じたかということが重要なのです。

一方で、実習生自身に直すべき改善点があったとしても、ただ毎日「あなたの直す点」を指摘されたり、「戦力外」とみなされ、存在しない人のような扱いを受けた人は、子どもたちの姿よりも保育士の視線の方が気になってしまいます。

保育のやりがいや嬉しさを感じる第一歩は、保育実習生が「保育は楽しい」「子どもが可愛い」と感じられることです。

そのためには、実習を担当する保育士が、実習生の良さを見つけ、それを伝え、実習生自身が「もっと頑張ってみよう」と自ら行動できるようにすることが大切です。

なぜなら、陰鬱とした気持ちで行う実習よりも、「子どもたちが楽しめるように次はこうしてみよう」とワクワクした気持ちで向き合える実習の方が、実習生のためになるからです。それだけではありません。

指導する保育士にとっても、「もっとやる気を出さないと子どもに伝わらない」と叱咤激励しなくても良くなるのです。

つまり、実習生が自主的に動きたくなるためには、保育を楽しめるように働きかけた方が効果的だということです。

このように、保育実習生を担当する保育士は、指導に熱を入れすぎてしまうことで、実習生が落ち込み、さらに業務に支障が出てしまうことも考えられます。どちらも、一生懸命やっているのも関わらず、こういった状態になることは好ましいとは言えません。

そのため、実習担当になった保育士は、実習生が自主的に行動したくなるように働きかけることが大切です。もちろん、子どもへ保護者に対して相応しくない言動があったり、安全に対する配慮が欠けたりしていれば指導が必要です。

しかし、実習生の人柄の良い部分を認め、伸ばした方が子どもにも指導する保育士にも良い結果になります。

つまり、「教え」「教えられる」存在から、同じ子どもの成長を見守る大人同士として接することが、結果より良い指導へとつながるのです。

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