間違った『ポジティブ思考』と悪者にされる『承認欲求』

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「ポジティブ」という言葉を聞くと、どのようなことを想像しますか。恐らく、多くは良いイメージを持つ人がほとんどだと思います。

「ポジティブ(positive)」の意味は、「積極的」、「前向き」、「肯定」など気持ちが明るくなるような言葉が並んでいます。そのため、多くの書籍でも、「ポジティブであること」は思考を転換し、人生を成功へ導くための基本として取り上げられています。

前向きに物事を考え、実行できることは素晴らしいことです。しかし、間違った「ポジティブ思考」は、周りの人に迷惑をかけてしまうことがあります。

また、そのことにに本人は気がつかず、「自分は努力しているのに上手くいかない」、「周りの人が分かってくれない」など、苦しむこともあるのです。

そこで、今回は「間違った『ポジティブ思考』と悪者にされる『承認欲求』」について解説していきます。

⚫︎間違った『ポジティブ』とは

前向きに物事を考察し、実行に移せる行動力を持つ人は、それが才能と言えるくらい素晴らしいことです。しかし、常に前向きであれば良いというわけではありません。

それを勘違いして捉えてしまうと、「自分は明るく前向きなので、過去は振り返らない」と考える極端な人も現れます。しかも、それが「現代の若者を象徴する問題がある姿」として、教員や企業の採用担当者からはあげられているのです。

つまり、「実力はないのに、なぜか自信満々な若者」が増えているということです。

しかし、現代では、熟慮を重ねてから行動するよりも、瞬発力があり、即座に実行に移せる人を重宝する傾向があります。そのため、子どもに対しても「前向きであれ」と大人たちは教えていきます。

実際、小さなミスをして考え込む人に対して、「あの人はネガティブだ」という印象を持つ人は多いのではないでしょうか。それよりも、ミスを取り返すために、すぐに立ち上げる人には、高い評価をつけます。

その考え方は、一理あります。ですが、ここでポイントになるのは「ミスを挽回するために立ち上がる際、自分の行動を省みたか」ということです。

世間一般で取り上げられる「ポジティブで尊敬できる人」は、ただ前向きなのではありません。もしミスをしたら、「なぜ自分はミスをしてしまったのか」、「自分に問題はなかったか」をしっかり考えます。

その上で、「次はこうしよう」と自分なりに対策を講じた上で、立ち上がるのです。そのため、次回からは同じ間違いをなくそうと努力するからこそ、評価されるのです。

一方で、ただ「自分はミスは気にしない。とにかく前進しよう」と考える人は、次回どのようなことに留意すれば良いのか考えることがありません。そこで、何度も同じ間違いを繰り返すのです。

つまり、『ポジティブ』とは、ただ明るく前向きに考えるだけではいけません。前向きに行動するために、深い内省が必要だということです。

⚫︎他人のために頑張ることは悪いことばかりではない

現代の人生論において、よく言われている言葉のひとつに「自分の人生を生きろ。他人の人生を生きるな」というものがあります。

これは、「他人からの視線や考えに惑わされず、自分が信じた道を進むことで、幸福な人生を送ることができる」という考え方が基になっています。

この言葉は、会社や家族のためにがむしゃらになって働くよりも、自分が幸せだと感じる道を選びたいと考える多くの人に支持されています。それは、決して間違いではありません。誰もが幸福を感じて過ごすことができるならば、それに越したことはないでしょう。

しかし、社会とは、さまざまな人が「誰かのために」と考える思いやりから成り立っています。それが、ビジネスやお金のためであっても、人から信頼を得られなければ、やがて自滅していきます。

したがって、もしも好きなことばかりしている人で溢れたら、世の中は成り立たないのです。

昨今のポジティブ思考を讃える風潮には、他人からの「承認欲求(他者に認めてもらいたいと思う心理)」がまるで悪者のように扱われることがあります。

確かに、承認欲求は、他者の評価や視線が気になってしまい、筋の通らない行動をしてしまって信頼をなくしてしまうことになります。また、自分の評価を気にするあまり、精神的に追い詰められてしまうこともあり得るため、過度な承認欲求に対しては注意が必要です。

ですが、承認欲求があるからこそ、人間は成長することができます。なぜなら、自分が努力したことに対して正当な評価が与えられることで、次も頑張ろうとする意欲が湧いてくるからです。

例えば、子どもは親の手伝いをしたときに「嬉しい! とても助かったよ」と感謝されることで、「また今度もお手伝いをしてみよう」と考えるようになります。

その理由は、手伝いをして親が喜んでくれたことで、子どもは「自分には存在している価値がある」という認識を深めるからです。さらに、役割を担うことで子どもは責任を学び、人のために働くという喜びを知ることができるのです。

したがって、助け合いながら生きてきた人間の歴史には、承認欲求があったといえるでしょう。「次も努力しよう」と考える人たちが、経済を豊かにして、国を発展させてきたからこそ、文明が発達したのです。

つまり、他人のために自分ができることをするということは、決して悪いことではありません。ただ好きなことだけをして生きている人よりも、ずっと魅力的にみえるでしょう。

このように、現代には間違った『ポジティブ思考』というものも存在します。それは、支え合いながら暮らしてきた付き合いの煩わしさから一時的に解放され、自由に楽しく生きられるように見えるかもしれません。

しかし、間違ったポジティブ思考は、周りからの正当な評価を受けることができず、結果味方が誰もいなくなってしまうことにもなりかねません。

勘違いしたポジティブ思考にならないためには、客観的に自分を省みる必要があります。その上で、他人のために自分ができることをすることで、さらに人生は豊かなものになっていくのです。

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