経験が子どもの生きる力をつける

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現代は、さまざまな文明が発展したおかげで、とても便利な生活が送れるようになりました。その一方で、子どもたちの中には「料理=電子レンジで”チン”してできる」など、極端なイメージを持つ子も増えてきました。

「こんな極端なことを言うのは、家事を手抜きしている人の子どもだけだ」と思う人がいるかもしれませんが、それは違います。

例えば、小学生でも自分が食べている切り身の魚の元の姿を知っている子はほとんどいません。また、掃除機での掃除しか経験したことがない子が、「学校へ行ったときに掃除用ほうきの使い方がわからなかった」という例は意外と多いものです。

したがって、便利すぎる世の中で子どもの生活経験のレベルはどんどん低下していく恐れがあるのです。

そうなると、もしも現在の便利な生活が一時的にでもできなくなる状況に陥ると、その子たちの将来の生活は立ち行かなくなってしまいます

つまり、力強く人生を歩んでいくためには、生き抜く力をつけることが重要なのです。この場合の「生き抜く力」とは、サバイバル能力とは別物です。生きるために必要な知恵や感受性を言います。

そこで、今回は「経験が子どもの生きる力をつける」について解説していきます。

⚫︎百聞は一見にしかず

「百聞は一見にしかず」とは、有名なことわざです。この意味は、「百の言葉を聞くよりも、一度実際目にした方が理解できる」というものです。

そして、これは人の成長過程でも同じことが言えます。なぜなら、知識の上で知っていることであっても、実際やってみたらうまくいかないということは普通にあり得ることだからです。

例えば、マッチやライターなどの道具を使わずに火を起こす方法は、知っている人も多いでしょう。ですが、実際にやってみると、なかなか難しいものです。つまり、実際にできるのと、ただ知識があるだけでは結果に雲泥の差がでてくるのです。

現代の子どもたちの傾向として、「知っている」とか「みたことある」とすぐにでもできそうな感想を述べる子が多くいます。

そして、その子どもたちの特徴は一様です。「知ってる!」と鼻高々に宣言するので、「じゃあ、みんなにわかりやすく話してあげて」などどと促すと、突然口ごもってしまいます。なぜなら、自分が体得したことではないので、うまく説明することができないからです。

このような薄っぺらい知識は、子どもの経験とは言えません。薄っぺらい知識というものは、いつかは忘れて行ってしまいますし、いざその場面になってもその知識を発揮して行動できないことがほとんどです。

したがって、子どもたちに生きた知識を身につけさせたいならば、小さなときから心を動かすような感動体験をたくさんすることが大切です。

このとき、自分が実際経験して、何度も挑戦したことは子どもたちの中に確かな体験として残っていきます。このたくさんの経験が、子どもの価値観を形成していく土台になるのです。

⚫︎コミュニケーション能力を高める

子どもの頃にたくさん良い経験をすることにより、コミュニケーション能力をも高めることができます。コミュニケーション能力は、「相手に共感すること」や「自分の思いをきちんと伝えること」が基本の二点とされています。

ですが、現代では、コミュニケーション能力が若年層を中心に低下しているということが懸念されています。これは、子どもたちが、たくさんの人の中で生活する経験が少なくなったことが原因のひとつではないかと言われています。

この経験不足により、子どもたちはいざ集団に入ると、どうやって振舞えば良いのかが分かりません。また、他人と異なった意見を持ったときに、相手への伝え方を知らないと大変戸惑います。

これが、人との関わりの失敗体験として記憶されてそれが積み重なってしまうと、他者とのコミュニケーションをとることに苦痛を感じてしまうのです。

しかし、人は失敗することで学んでいきます。したがって、たとえ相手を怒らせてしまうことがあったとしても、「こうすると怒る人がいる」ということを学ぶことができるのです。

そして、人との関わりで学んだことが、その人の人格形成の土台になっていきます。このため、子どもにコミュニケーション能力をつけたいと思うならば、様々な人と関われるように保護者及び子どもに関わる保育者や教育者が働きかけなくてはなりません

このように、現代において、子どもたちに経験をたくさんさせてあげるためには、大人が子どもに経験できる機会を作る必要があります。なぜなら、そうでければ、便利な世の中で子どもが経験できることは限りなく少なくなってしまうからです。

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