乳児期の腹ばいとハイハイが筋力や支える力をつくる

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あかちゃんの成長はとても早く、一年があっという間に感じられる方も多いと思います。人間は乳児期にめざましい発達をします。「この間やっと首がすわったと思ったら、もう歩いている」と久しぶりに会ったあかちゃんの成長に驚く人もいるでしょう。

「這えば立て、立てば歩めの親心」ということわざが日本にあります。今しかみられない姿や、かわいい姿があかちゃんにはたくさんあるのですが、「大きくなったら子どもと一緒にこんなことをしたい」と成長を待ち遠しく思うものです。

しかし、早い成長には落とし穴が存在していることがあります。発達は大きな階段になっていて、一段ずつしっかり踏みしめながら進んでいくものです。発達するための一段には意味があります。飛び越えてしまったり、急に駆けあがったりすることが良いとは限りません。

「うちの子、8ヶ月のときにはもう歩いたんです」と誇らしげに話す保護者もいますが、発達のときに重要な階段をきちんと踏んでいったかがポイントとなります。

例えば、体のバランスの悪い子や転びやすい子は多いです。それは、育つ環境のせいだけでなく、乳児期に「全身を使うハイハイの活動」をしてこなかったからとも考えられています。

ハイハイはどんなメリットがあるのでしょうか。また、ハイハイをしないことによって、幼児期にどんな影響が出るのかを述べていきたいと思います。

⚫︎腹ばいの時期をきちんと経験することで、支える力が身につく

腹ばいになっているあかちゃんが、両手足を浮かせ、まるで飛行機が飛んでいるような格好になっている姿を見たことがある人もいると思います。これは体のバランスを左右対称にとっており、お腹を軸にして体を支えているのです。

同時に、背筋や腹筋、腕の力が同時についていきます。その力がついてくると、ハイハイ、きれい座位やずり這い(腹ばいの状態で両手足を使ってするハイハイ)、につながっていくのです。

しかし、あかちゃんの中には体が硬く、腹ばいになるのを嫌がる子がいます。この場合では、腹ばいの状態になると、自分で体を支えることができず、苦しいので激しく泣くことがあります。

あかちゃんが泣いたときに、座らせるような格好を大人がさせると、ピタッと泣き止むことがあります。苦しい状態がなくなったことと、視線が高くなるので、あかちゃんにとっては嬉しいことなのです。

そこで、「この子は座る状態が好きなんだ」と大人が思って、腹ばいの時期から後ろへ転倒防止用のクッションなどであかちゃんの体を固定して、座位をとらせる保護者もいます。あかちゃんに機嫌よく過ごしてもらいたいからです。

ただ、腹ばいの時期につけたい支える力をつけないことで、どうなるかと言うと、体のバランスが悪くなります。そして、まだ自分で座る力がついていないので、両手を床について苦しそうな姿勢で座位をとります。結果、体を支える力がないのでよく転倒することになるのです。

腹ばいを嫌がる子の中には、体の硬さが目立つ子もいます。そこであかちゃん体操を毎日すれば、体の硬さがやわらぎます。親子のスキンシップにもなりますので、楽しみながらあかちゃんの体を柔らかくしていきましょう。

腹ばいをきちんと経験して、支える力をつけていくことが、あかちゃんの体の発達の時期には大切なのです。

⚫︎ハイハイの時期を大切にすることで、歩行の安定につながる

最近のあかちゃんで多いのが、家の中ではつかまるところもたくさんあるので、「少し這っていって、すぐにつかまり立ちをする」ことです。

保護者としては、「もう立つことができた」と成長に嬉しくなるのですが、腹ばいの時期を飛び越えて座らせるときと同様に、問題もあります。

ハイハイをしっかりしてきた子は、腕の力、足の力、背筋がきちんとついています。そのため、ハイハイの時期が長くても、心配はありません。ハイハイをしたときに、体に左右の差がなく、きれいな姿勢をとれることの方が重要なのです。

ハイハイの時期がほとんどがなく、すぐに立ってしまうと、歩行が始まったときに転倒する姿が目立ちます。ひとりで歩く筋力がついていないからです。

ハイハイは両腕と背筋で体を支え、足の親指をつかって蹴り出すことで全身の筋肉をつかいます。そして、親指で床を蹴り出す力がつくことで、歩行の安定にもつながっているのです。

バランスが悪い状態で歩行をしていても、幼児になればその差がほとんどわからなくなるようにみえます。しかし、転倒しやすかったり、よじ登ったり、鉄棒で体を支えたりする活動をすると、体の硬さが残っていてうまくいかないこともあるのです。

このように、発達は全て線でつながっています。あかちゃんの今の時期にしかみられない姿を大切にし、必要な筋力をつけていくことが大きくなったときに役立ちます。腹ばいやハイハイの時期を保護者も一緒に楽しみながら、ひとつずつ力をつけていきましょう。

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