活動を【やりたがらない子】への保育士のアプローチ方法

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「子ども」と聞いて多くの人が持つイメージと言えば、「好奇心旺盛」や「無邪気」など、活動的な子どもの様子ではないでしょうか。

しかし、ひとくくりに「子ども」と言っても、子どもの個性は様々です。中には、一見無気力や無関心といったいわゆる「冷めた子」もいます。また、「やりたくない」という子も、保育をしている中では珍しくありません。

この子たちは、「やりたくない」とは言うものの、集団の雰囲気を壊すことなくおとなしくしている場合も多いものです。そうなると、きちんとアプローチを行わなければ、その子には「今日も何もできなかった」ということになりかねません。

そこで、今回は「活動を【やりたがらない子】への保育士のアプローチ」について解説していきます。

⚫︎「やりたくない理由」の背景を探る

「やりたくない」という子どもにも、様々なタイプがいます。そのため、その子が「なぜ、やる気が出ないのか」という背景を探ることが重要です。なぜなら、理由によってアプローチ方法は大きく変わるからです。

また、「何もやりたくない」という子どものタイプは、大きく5つに分けられます。

・1日を通して常に無気力な子

・集団での活動になると「やりたくない」と言い出す子

・苦手なことは「やりたくない」と言う子

・朝や夕方など特定の時間になると気力がなくなる子

・他にやりたいことがあるから「やりたくない」と答える子

他にも様々な理由を述べる子はいると思いますが、「やりたくない」子は大きく分けるとこのどれかに分類されます。さらに分類をすると、理由は「自信のなさ」「発達段階」「生活リズム及び生育環境」に分けることができるのです。

その時に、「とにかくやりなさい!」と保育士が叱咤激励するのはかえって逆効果です。保育士が子どもに迫れば迫るほど、子どものやる気は減退してしまいます

そもそも、子どもは楽しいことが大好きです。ですが、子どもなりの思いがあり、まだそれをうまく言葉で表現できないことで「やりたくない」という言葉で表現しているのです。

例えば、生活リズムが夜型の子であれば、朝はまだ眠たいのかもしれません。もし、眠たくて頭がボーッとしているならば、大人でもやる気が起きないものです。

または、自分と周りを比較して見られるようになってきた発達段階であるために、「やってみて上手くいかなかったらどうしよう」と考えているのかもしれません。

このように、子どもの言葉の裏にある思いを汲み取ったり、その子の生活背景を考えることでアプローチの仕方は変化します。そのため、まずは「やりたくない」気持ちの意味を探ってみてください。

⚫︎子どもの「やりたくない」に寄り添い、工夫する

保育士は、主活動(みんなで楽しむ時間)に、様々な課題や遊びを設定します。この時に、子どもたち全員が「やりたい!」と言ってくれたら良いのですが、いつもそうとは限りません。

その時に、「主活動の時間は、みんなで楽しめたら良いな」と一生懸命準備してきた保育士は、がっかりしてしまうことでしょう。

しかし、主活動の時間を決めたのは大人側の都合です。そのため、保育士が提示した時間の活動に乗ってこないいからと言って、子どもを「この子は常にやる気がない子」「自信のない子」と決めつけてはいけません

なぜなら、ただその時には「やりたい」と思わなかっただけかもしれないからです。

また、子どもにとって保育園での生活は、主活動の時間だけで終わるわけではありません。もし、大人が設定した時間に子どもの気持ちが乗ってこなかったとしたならば、その子に合わせて時間を変えてアプローチを行いましょう。

例えば、朝はゴロゴロしているのに、昼食を食べたら生き生きして活動的になる子もいます。

一方で、「友達と一緒にやるのは自信がない」という子は、保育士と一緒にじっくり取り組むことは嫌ではないかもしれません。

そこで、子どもの様子を見て「一緒にやってみない?」と声をかけることで、すんなり「いいよ」と言ってくれることもあります。一方、それでも「嫌だ。やりたくない」と答えるかもしれませんが、その時には次のアプローチを考えれば良いのです。

もちろん、すべての子どもの安全管理を任されている保育士が、子ども一人に対してにずっと一緒にいるわけにはいかないでしょう。ですが、落ち着いている時間や自由遊びの時など、時間が取れる時に声をかけることはできるのではないでしょうか。

もしくは、クラスや子どもの状況を伝えることで、周りの職員が時間を取れるように協力してくれる可能性もあります。

「そんな一人のために?」と疑問に思う人もいるかもしれません。ですが、一人を大切にすることは、その子が集団の中で過ごしていく上で大切なことです。

また、そうやって工夫することで、「やりたくない」と言った子の活動を保障することができます。言い換えると、何もしなければその子は活動の楽しさを経験することができないのです。

このように、「やりたくない」と言う子に保育士がアプローチするためには、様々な手段があります。しかし、まずは子どもが、なぜ「やりたくない」と言うのかについて背景を探る必要があります。

また、子どもは、発達段階の中で、自分と他人を比較して「できないかもしれない」と不安になることが誰にでも訪れます。それをどのように大人が受けとめ、できるだけ成功体験にすることで、子どもは大きく成長するのです。

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