環境設定を重視する【自由保育(教育)】

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子どもたちは、「遊び」が大好きです。特に、乳幼児期においては、子どもは全て遊びが学習やしつけ、対人関係につながるため、非常に重要です。

しかし、ただ遊べば良いというわけではありません。また、一般的に「子どもが遊びを見つける天才」と思われがちですが、最初から何もないところで発想豊かに遊べるというわけではありません。

したがって、子どもが生き生きと自分から遊ぶためには、子どもが自ら遊びたくなり、なおかつ発想を豊かに発展させられるような環境構成が大切だと言えます。

そして、環境設定は、子どもが自ら考えて行動できる力を育むことができると期待されているのです。これにより、多くの幼稚園や保育園では、環境設定を重視した自由保育(教育)を行うところも増えてきています。

そこで、今回は「環境設定を重視する【自由保育(教育)】」について解説していきます。

⚫︎なぜ環境構成が必要なのか

保育士や幼稚園教諭に抱くイメージは、子どもと一緒に楽しく遊んでいるものを思い浮かべることが多いものです。また、保育・教育実習生の多くも、「なんとか子どもと遊ばなければ」と考えがちです。

もちろん、それは決して間違いではありません。なぜなら、新しい遊びを行うときや子どもたちの好きな遊びが定まらない時には、保育士や幼稚園教諭と楽しく遊ぶことがからスタートするからです。

そして、「先生と一緒にいると、楽しくて安心する」と感じることができれば、子どもたちは保育園や幼稚園に登園をすることが楽しみになるでしょう。

一方で、大人と常に遊んでいる子の中には、人と関わることが大好きな子がほとんどですが、「大人しか遊ぶ人がいないから」とか「自分でどんな遊びをすれば良いかがわからない」という子もいます。

その子たちは、とても人懐っこいのですが、いざ大人がそばにいなくなると、手持ち無沙汰になってしまいます。その結果が、部屋の中を走り回ったり、友達の遊びを邪魔してしまったりする姿につながることがあるのです。

したがって、子どもと一緒に遊びながら、保育士や幼稚園教諭が主役になるのではなく、子ども同士の関わりにつなげたり、自分で遊びを楽しめるるように援助したりすることが大切なのです。

そのためには、子どもたちが手に取りたくなるようなおもちゃや発想を豊かに発展させることができるような材料を十分に準備する必要があります。それに伴い、子どもの動線と個性を考えて室内の配置を行う必要が出てきます。

また、環境設定は室内だけとは限りません。外遊びを豊かに発展させるための道具や遊具、遊びの発展のさせ方など、考えるべきことはたくさんあります。

言い換えれば、子どもが過ごすところは常に環境を整えておかなければならないと思っていた方が良いでしょう。そうすることで、子どもたちは、「自分の好きなことを見つける」きっかけになるのです。

⚫︎保育士や幼稚園教諭は「黒子」の存在になる

主体性とは、自分で考え、行動することができる力です。これは、幼児のうちから是非とも育みたい力です。

現代では、「指示待ち」をする子どもが増えてきています。大人が安全を考慮するがゆえに、「あれはダメ」「これはやってもいい」と言い過ぎてしまうことで、子どもが考える必要がなくなることが原因の一つではないかと言われています。

これにより、環境設定を行うことで、子どもたちが自ら遊びを選択できるようにする「自由保育(教育)」を行うところも増えてきています。

この自由保育(教育)では、保育士や幼稚園教諭は子どもたちが自分で遊びを展開していけるように援助を行います。しかし、これは「積極的に子どもと遊ぶ保育士や幼稚園教諭」の姿からはかけ離れているように見えます。

また、見方によっては、ただ子どものことを見ているだけのように思えることもあるでしょう。

ですが、この保育や教育方法は、ただ見ていれば良いわけではありません。なぜなら、子どもを観察して、必要なタイミングで援助を行わなければならないからです。

つまり、子どものことを日頃から注意深く意識してみていなければできないことなのです。そして、「今、目の前にいるこの子にどのような力をつけられるようにするべきか」を常に考えている必要があります。

したがって、保育と教育の自身の考え方だけでなく、子どもの発達と観察力や洞察力、すべてを兼ね備える必要があるため、職員ひとりひとりの力量を上げなければなりません。

一方で、保育士や幼稚園教諭が「黒子」の役目を果たすことで、子どもたちは自分で遊びを発展させ、考える力が少しずつ身についていきます。それが、子どもの「落ち着き」や「品格」となっていくのです。

このように、適切な環境構成を行う自由保育(教育)は、子どもに強制させることなく、力を育むことができる保育として注目されています。

確かに、子どもは幼稚園や保育園の過ごし方で一生が決まるわけではありません。しかし、幼児期に育むべき力をつけることは、基本的な物事の考え方や選択の仕方などに大きな影響を及ぼすことは事実です。

もちろん、ある程度の保育士・幼稚園教諭の考え方や保育や教育の個性は大切です。それでも、時には子どもにとって必要なことならば自分の考え方にこだわり過ぎないことで、さらに保育や教育の力量を高めることができるようになるでしょう。

つまり、子どもに対して「どのような力を身につけてほしいか」ということを常に保育士や幼稚園教諭は考えていくことが重要なのです。

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