子どもの好き嫌いへの向き合い方

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子どもたちが成長する上で、大切なものの中には「栄養」があります。栄養を摂取しなければ、生きていくことはできません。そのため、「小さいうちから好き嫌いをなくそう」がスローガンのように子育ての常識になっています。

これにより、子育ての悩みの上位には必ず「食事の問題」が浮上しています。そして、その大半が「好き嫌いが多くて困る」「適量のはずなのに食べてくれない」というものです。

しかし、食事は一過性のものではなく、一生涯ついて回ります。言い換えると、幼少期の食に対しての印象は大人になってからも続いていく場合が多いのです。

そこで今回は、「子どもの好き嫌いとの向き合い方」について解説していきます。

⚫︎子どもの野菜嫌いは生物として正常な反応

子どもに「嫌いな食べ物は何?」と尋ねると、日本では「ピーマン」アメリカでは「ブロッコリー」がほぼ毎年のようにトップに上がっています。これは、どちら大人としては栄養があるから食べさせたいと思うものです。

特に、「青物の野菜が苦手」「きのこが食べられない」など、何故か大人が食べて欲しいと思うものを嫌う子は多いのです。中には野菜が大好きな子もいますが、小さい時ほど白米や肉、魚ばかりを食べたがる傾向が子どもにはあります。

では、何故野菜は苦手な子が多いのでしょうか。

それは、その子の生物としての正常な反応なのです。なぜなら、野菜は植物で生き物だからです。つまり、野菜は生物としての生存本能により、微量ながら毒を持っています。これが、苦味として伝わるのです。

この毒は、人体に影響があるわけではありません。しかし、野菜の生存本能があるがゆえに、「野菜は苦い=おいしくない」と感じてしまうのです。特に、苦味は地面から見えている葉の部分や皮に多く含まれています。

そのため、ほうれん草やピーマンなどは苦く感じてしまうのです。また、子どもたちの感覚は大人よりも敏感であるため、農薬などの化学薬品の匂いなどに反応するケースもあります。

これらのことから、子どもが野菜を食べようとしないのには原因がきちんとあると言えるのです。このことを知っているのと知らないのでは、子どもの「食べたくない」という訴えへのアプローチの仕方は大きく変わってきます。

子どもの訴えには、まだうまく言葉にはできないけれど必ず理由があります。その訴えをただわがままとして捉えてしまうのは、大変もったいないことです。子どもの訴えに対して、耳を傾けることが、まず子どもの好き嫌いへの向き合う第一歩になるでしょう。

⚫︎「食育」は何でも食べさせることではない

子どもが育つために、食事は大変重要な位置付けにあります。これにより、小さい時からの豊かな食体験や食べ物への感謝を持つことを教える「食育」は、乳幼児期から行われます。

ですが、中には勘違いしている人もいます。なぜなら、「好き嫌いなく何でも食べられるように育てるのが食育」と考えているからです。

また、「好き嫌いから逃げていては、何でもやり遂げられずに逃げてしまう子になる」と極論を掲げる保育士や幼稚園教諭は、案外少なくありません。

しかし、好き嫌いがあるからと言って、子どもが育たないわけではありません。何でもおいしく食べられるのは、選択の幅が広がるため「お得」ではありますが、人生においての最優先事項にはなりません。

それよりも、人への安心感や信頼感を育てたい乳幼児期に、「好き嫌いを克服しましょう!」と大人に迫られる方が、後々その子の成長に影響を及ぼしかねません。大人でも、どうしても苦手なものが克服できないように、子どもにも苦手なものは存在します。

つまり、極論的に言えば、「子どもは成長期だから何でも食べられるようにしたい」という願いは、大人の一方的なものに過ぎないのです。むしろ、食べさせることに専念するよりも、「食べるのは楽しい」経験ができるように働きかける方が大切です。

幼児期の食に対しての楽しかったり、嬉しかったりした経験は、子どもの人格形成に大きく影響します。そして、食べることについてのポジティブな印象が、食への興味=食育へとつながるのです。

このように、子どもの好き嫌いへの向き合い方は、子どもたちの今後の人生にも影響を及ぼします。

なんでも食べられることは確かに素晴らしいことです。それによって、食べ物を選択する楽しみも広がるでしょう。しかし、大人でも苦手なものを「美味しいから食べて」と言われれば、困惑します。立場の弱い子どもなら、尚更です。

また、多くの子どもが「苦手」とする野菜には、生物的な意味があります。これを踏まえれば、子どもが得意な甘みを感じる調理法で工夫するなど、対策もとることができます。

乳幼児期は、体を作る大切な時期ですが、同じように安心感や自己肯定感といった人格の基礎を作っていくときです。子どもとの楽しい食事を目指すことが、大人にとっても楽しい時間になるでしょう。

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