子どもたちを大きく成長させる「プロジェクト活動」

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「なんでも積極的にチャレンジする子になってほしい」という願いは、保護者や教育者共通のものです。しかし、子どもの「やる気」というものは、放っておいて勝手に育つものではありません。「大きくなったから、自分で考えなさい」ということは不可能です。

乳児期の「あれはなんだろう? 気になるからさわってみよう」という興味を持つ時期から、すでに「探究心」が芽生えています。子どもは、自分の手で触り、匂いを感じ、自分の足で歩いていくことで、関心を育て、その中でたくさん失敗します。

大人が教えなくても、子どもの五感によってその子どもが学んでいくことを「偶発的教育」と言います。しかし、残念ながら、小さな子どもがひとりで歩いて体験するには、安全ではない環境もあります。

そうなると、大人が「それはダメ!」と危険な状態になる前に、その場所やものから子どもを引き離してしまうことがあります。

もちろん、命に関わることは止める必要があります。しかし、子どもは大人の表情をみて「これはやらない方がいいんだ」ということを学び、その行動をとらなくなるのです。

「自分で考えて遊ぶ」ということは、その子自身がいろいろな経験をしていないと、難しいことなのです。自分で考えて遊ぶことができないと、いつも大人に「何か楽しいことをしてほしい」と頼るようになります。

「楽しい」には自分ひとりで楽しむ「快楽」もありますが、子どもたちに是非体験してほしいのが、達成感のある「楽しさ」です。達成感は、さまざまなことで得ることができます。その中でも、仲間と共同して行う「プロジェクト活動」は、子どもたちを大きく成長させます。

それでは、「なぜ「プロジェクト活動」が子どもたちを成長させるのか」について解説していきます。

⚫︎仲間との協調性を学ぶことができる

「プロジェクト活動」とは、大人の「プロジェクト」と同じで、ひとつの目標に向かって、子どもたちが協同で行う活動です。例えば、「砂場で大きな山をつくって、トンネルを掘り、水を流してダムにする」というのも、立派なプロジェクト活動です。

そのため、目標が大きくなればなるほど、ひとりでは完成することができません。そこで、仲間と協力する必要性が出てきます。

大人であれば、お互いどのような役割にするのかを話し合って決めることができます。しかし、子どもの場合は、まだ話し合う活動に慣れていなかったり、幼ければ「自分が一番正しい」と主張しあったりすることも珍しくありません。

そこで、「つまらないから、もうやめる」という子や、「自分の思いどおりにならないなら、やりたくない」という自己主張のぶつかり合いになることがあります。

子ども同士が自己主張し合う姿をみている大人からしたら、その子どもたちの思いをつなげて話し合うことの大切さを説き、集団をつくっていくのは、とても苦労することだと感じるでしょう。

しかし、「相手と自分には違う意見がある」ということに、子ども自身が気がつくことが、相手を思いやる第一歩になります

子どもの「話し合い」は、大人が方向付けをし、フォローをする必要のある活動です。小さいときから話し合う習慣のついている子は、小学校入学前でも、大人顔負けの話し合いができることがあります。そのため、話し合いは、人間関係を構築する上でとても有効な手段なのです。

また、仲間から「いつも自分の意見ばかり言ってずるい」と指摘される子もいるでしょう。そのことは、その子が自分を振り返ることができる良い機会になるのです。

子どもは、自己主張をしながら、相手の思いを知り、自分の思いを受けとめられることで「思いやり」を知ることができます。

自分の感情をコントロールし、仲間と協力することで目標が達成できると、子どもたちは「協調性」の意味を体験することができるのです。

⚫︎達成感を感じることができる

人間はひとりでは生きていくことができません。プロジェクト活動は、仲間と話し合い、ときには意見を衝突させながら、少しずつ完成に近づいていきます。

その中で、さまざまな人間関係がみえてきます。リーダータイプの子、仲間を盛り上げて活気のある雰囲気をつくることができる子、控えめだけど、頼まれたことをきっちりと仕上げる子など、それぞれの持ち味が生かされてプロジェクト活動は進んでいくのです。

いろいろな仲間がいることで、子ども自身も「自分ひとりではできない」ということを知ることができます。そして、夢中になって取り組む活動ほど、子どもが生き生きしている瞬間はありません

「あー! おもしろかったなあ」と心から思える活動をどれだけするかということが、子ども時代では重要です。心を動かす「感動」が子どもたちの人格を形成し、それが子ども自身の経験になっていきます。

自分だけでも「楽しさ」や「達成感」は、感じることができます。しかし、そこに仲間がいることで、さらに充実したものになり、仲間の中で生きていくことの嬉しさを経験することになるのです。

このように、子ども時代からの「プロジェクト活動」は子どもの人格を形成する上でも、協調性を学ぶ意味でも、とても大切です。

大人が「こういうことをしよう」という提案から始まるものもありますが、楽しい経験をしていく中で、子どもたちから「やりたい!」という自発的な活動が生まれるでしょう。

子どもの声を拾い、それを大人が助けながら形にしていくことで、子どもたちは「達成感」を得ることができるのです。

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