子どもの特性を受容することと専門機関との連携の大切さ

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現在では、さまざまな家庭の形があります。そして、子どもの個性や特性はその子によって違いがあります。その中で、「これはわがままなのか? それとも理解できずにやっているのか?」と、判別することができないような行動をとる子どもが増えてきています。

子どもの個性の捉え方は、ひとつではありません。例えば、ある人が「落ち着きがない」と思う子が、違う人から見たら「行動力のある子」と捉える、といったことがあります。

人のことを前向きに捉えることは大切ですが、「子どもの成長を信じること」と「特性を理解すること」は似ているようで違います。その子どもをさまざまな視点からみることで、その子が本当に必要としている援助を考えることができるのです。

そこで、「子どもの特性を受容すること」と「専門機関を始めとする第三者の意見を聞くことの必要性」について解説していきます。

⚫︎子どもの特性を受け入れることの重要性

保護者は、子どもの良い部分は素直に受け入れることができます。「教師や保育者から、子どもが成長した姿を聞くと安心する」と思う保護者はたくさんいることでしょう。

しかし、現代では「グレーゾーン」と言われる「個性なのか? 発達障害なのか?」と判断に迷う子が大勢います。

そういった子どもたちは、集団生活が難しく、「気持ちの切り替えができない」、「パニックを起こす」といった行動がみられます。いわゆる、「問題行動が多い子」です。そのような子どもは、集団の中ではとても目立ちます。

また、専門機関で発達診断を受けて知的な遅れがみられたとしても、「検査のやり方が悪いから、低い結果が出たのだ」と、現実を受け入れることが難しい保護者もいます。

保護者であれば、誰しも子どもの「可能性」を信じています。もし、自分の子どもと他の子どもに差を感じたとしても、「きっと、自分の子もいつか普通になるのだ」ということを信じて、必死に教育やしつけをする人は多いのです。

人間は、どんな人でも成長する力を持っています。それを保護者が信じて、伸ばしてあげることは、子どもにとって悪いことではありません。

しかし、その子が抱えている特性を「いつか成長するから」という面だけ信じていては、その子自身が、いつかは苦労することになります。なぜなら、「特性」というものは、その子と一体で、その子のひとつの姿なのです。

それを「障害児扱いしないで!」と保護者自身が受け入れなければ、その子は、期待ばかりかけられることになります。保護者からの強い期待は、子どもにとっては大きな負担になるのです。

子どもの持つ特性は、その子自身を否定するものではありません。「これは得意」、「これは苦手」ということと同じ個性です。実際、その子の特性が理解されていれば、大人の援助の仕方は、子どもの特性に合わせたものになります。

きちんと対応されることで、子ども自身は「自分は受け入れられている」と感じるのです。

⚫︎専門機関とつながることの必要性

療育センターや発達外来など、子どもの特性で困ったことがあれば、相談することができる専門機関はたくさんあります。

自分の子どものことで困ったことがあったとしても、「専門機関と関わることで、自分の子が障害児だと分かったらどうしよう」と抵抗を感じる人は多いです。しかし、専門機関は、子どもに障害名をつけ、「ダメな子」というレッテルを貼る場所ではありません

専門機関は、子どもの特性を発達や専門的な視点で捉えています。「どうしたら、この子が周りの友達と上手く関わることができるのか」、「集団の中で心地よく過ごせるようには、どうしたらいいか」ということを、専門的な視点でアドバイスしてくれるのです。

発達診断検査などは、その日の子どものコンディションに左右されるかもしれません。しかし、それもその子のひとつの姿です。「普段はこんな問題解けるのに」と保護者は思うかもしれません。それは、「普段と違うことが、子どもにとってはストレスになる」という結果につながります。

発達検査では、ただ知能指数をはかっているだけではありません。「出題者に対して、子どもがどうやって関わってくるのか」という「他人との関わり方」についても見ているのです。

専門機関は、保護者の敵ではなく味方です。環境が変われば、子どもの姿は変化します。そして、新しい環境では出てくる問題が変わっていきます。

また、保護者や親戚以外の第三者が、その子の成長を継続的に見てくれることで、その子への理解が深まります。それは、特性を持つ子どもにとって重要なことです。なぜなら、特性を持つ子どもは、目立つ問題行動などから誤解を招くことが多いからです。

保護者と専門機関が連携していれば、学校などの施設も専門機関とつながることができます。保護者の思いだけではなく、専門的な視点で施設側にアドバイスしてもらうことで、子どもはより良い援助を受けることができるようになるのです。

このように、保護者が子どもの特性を受け入れて、専門機関と連携することは重要です。さまざまな特性を持つ子どもには、人生の中でたくさんの困難があるでしょう。しかし、特性が理解されることで、子どもは生きやすくなるのです

子どもの幸せを願わない保護者はいません。子どもの可能性を信じることに加え、子ども自身の特性を受け入れることができれば、その子どもの将来は大きく変わるでしょう。

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