子どもを叱るときのポイント

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子どもに関わる人で、「自分は一度も子どもを叱ったことはない」という人は、ほとんどいないのではないでしょうか。また、「自分は一度も保護者に叱られたことはない」という人もいないでしょう。

それくらい「叱る」ということは、子どもと関わり、育てる上では欠かせないことです。なぜなら、子どもには判断基準がまだ備わっていないからです。このため、子どもは間違いを起こしやすいのです。

しかし、子どもには、間違える権利があります。この「間違い」を起こすことが、子どもには経験となり、人格形成や人生経験として積み上がっていくのです。そのため、大人が子どもを叱るときには、子どもの人格を否定しないようにすることが大切です。

そこで、「子どもへの効果的な叱り方」について解説していきます。

⚫︎短い言葉ではっきりと伝える

子どもが幼いほど、長々とした説教は効果がありません。なぜなら、大人側は一生懸命伝えているつもりでも、長い文章は子どもにとっては、要点が分からないものだからです。

したがって、「これはいけないことです。なぜなら、こうだからです」と要点だけをはっきり伝える方が、子どもにとっては分かりやすいものになります。

つまり、目の前の子どもが、「叱られた内容を理解しているか」ということが、叱るときには大きなポイントになるのです。

一方、子どもを叱るときに、大人の感情が先行してしまうことがあります。

例えば、「どうしてまた同じことばかりするの! 前から何度も注意しているでしょう。どうして分からないの! 大体、あなたはいつも・・・(続く)」と叱る前の前置きが長いパターンです。

これは、意外とよく見られます。なぜなら、「子どもはまだ小さいから、言い聞かせて教えたい」と思っていても、とっさの場合や大人側に余裕のないときなどは、感情的になってしまうことがあるからです。

しかし、先述のように前置きが長すぎると、子どもにとっては何が要点なのかが分からなくなってしまいます。つまり、効果的な叱り方だとは言えません。

また、子どもを叱るときに、表情や声色を変化させることも大きなポイントです。なぜなら、大人が真剣に伝えようとする表情や声色を子どもは敏感に感じるからです。

つまり、子どもは、大人が思っている以上に相手を見ています。このため、大人が叱っている内容に自信がないと、子どもはそれを見抜きます。

しがたって、子どもを叱るときには「短い言葉」で「表情や声色を変えてはっきり」と、伝えることが大切なのです。

⚫︎間違いの理由をきちんと聞いて受けとめる

大人であっても、「一度言われたことは絶対に守る」ということは難しいでしょう。それは、子どもであっても同じです。

また、子ども時代は、自分の感情や行動をコントロールすることを学んでいる途中です。したがって、子どもは、何度も同じ間違いをして叱られることがあるのです。

そうなると、大人はどうしてもイライラしてしまいがちです。なぜなら、真剣に叱った後、子どもが本当に反省したように見えるからこそ、「どうしてまた同じことをするの」という落胆が大きいからです。

この場合、子どもは以前叱られたことを反省していないわけではありません。もちろん、大人をからかおうとして、間違いを犯しているわけでもありません。むしろ、何度も同じことで叱られている子ほど、「しまった! またやってしまった」と思っていることが多いものです。

そのときに、大人に「どうして言われたことが分からないの!」と叱られると、子どもは何も言えなくなってしまいます。

しかし、叱られることの原因の背景には、子どもなりの理由があります。その間違いの理由を聞かなければ、子どもに「何がいけなかったのか」ということを伝えることができません。

つまり、子どもが何度同じ間違いをしたときこそ、その理由が大切です。そして、子どもが理由を話したら、それに大人が共感してあげてください。この理由を共感した上で、「それでもいけないことはいけない」と叱るのです。

これにより、子どもは、「大人は自分の気持ちをわかってくれる」と感じます。これが、大人への信頼感につながるのです。

一方、理由を聞かれずに叱られた子どもは、それが続くと「何度も同じことで叱られる自分はダメな存在なのだ」とだんだん自信を失っていきます。それは、子ども自身の人格を傷つけることにもなります。

したがって、叱り方によっては、子どもの人格を否定してしまうことにもつながるということです。

しかし、叱ることは、その子の将来を良くしたいからこそのしつけです。もし、叱ることが子どもの人格否定になっていたら、それは叱っていることにはなりません。ただ大人の感情をぶつけて「怒っている」ことになります。

それでは、子どもには、何がいけなかったのかが理解できません。そうなると、違った意味で何度も同じ間違いを繰り返すでしょう。

つまり、子どもの間違った言動を減らしたければ、大人が叱り方を注意しなくてはならないということです。

このように、子どもを叱ることは避けては通れない道です。しかし、叱ることにはポイントがあることを覚えておいてください。

このポイントを抑えることで、子どもが間違った行動や発言をしたときに、的確に伝えることができます。

また、叱られているときにこそ、「大人は自分の気持ちをわかってくれる」ということを子どもが感じられることが必要です。

このように、間違ったことを的確に伝えられ、大人に気持ちを受け止められて育った子は、誤った言動が必ず減っていきます。そして同時に、大人に対して、信頼を寄せられるようになり、人格形成の土台ができていくのです。

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