発達障害を持つ子どもの学齢期に起こる問題と理解の仕方

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「自閉症」や「アスペルガー症候群」、「多動性注意欠陥障害(AD/HD)」、「学習障害(LD)」といった発達障害をもつ子どもたちは、年々増加しています。

発達障害の子どもたちは、そうでない子どもたちに比べて、特別な支援を必要とします。しかし、発達障害をもつ子どもであっても、必ずその子どもなりのペース、その子どもらしさを持って成長をしていくものです。

発達障害の子どもには、周囲の理解が必要です。その障害の特性や行動だけ見られてしまうと、「問題児」というレッテルを貼られてしまうこともあります。不登校や引きこもりになった子どもや若者の中には、発達障害を持っている場合も少なくありません

学校などの集団生活は、他の人との協調性を必要とします。その「協調性」というものは、発達障害を持つ子どもにとって難しいことが多いのです。学齢期の発達障害の子どもたちにみられる姿や悩みには、次のようなものがあります。

・人と関わりたいと願っていても、うまくいかない

・自分でも分からないが、カッとなるとすぐに攻撃してしまう

・チャイムの音で、授業と休み時間が変わっていくことについていけない

・気になることを気になったときに見たい、聞きたい、調べたい

・計算や暗記、自分の好きなことならどれだけでもできるが、それ以外は全くできない

このような問題が起こったときに、周囲の理解が得られないと、その子どもは、学校へ行くことが楽しくなくなってしまいます。そうなることで、不登校やいじめといった次の問題に発展していくのです。

発達障害の子どもにも素晴らしい才能があります。その才能を伸ばしていくための理解が必要なのです。

⚫︎抽象的なことは分かりにくい

日本では若者の間で「KY(空気が読めない)」という言葉が流行したことがありました。まさしく、その「空気」のような漠然とした、抽象的なものを捉えることを、発達障害の子どもは苦手としています。

発達障害を持つ子どもの中でも、「自閉症」や「アスペルガー症候群」と言われている子には、この特性がよくみられます。これらの子どもの場合、人の表情で相手の思いを理解することが難しかったり、怒らせたり悲しませたりしている原因が自分にあってもそれに気づかなかったりするのです。

それと同様に、小学校の低学年までは勉強についていけたけれど、小学校3、4年生になったら急に成績が悪くなってしまったということもみられます。この現象を「小3のかべ」と教育関係者は呼ぶことがあります。

小学校2年生までは、計算の仕方や文字の書き取り、身近な生活のことなど、発達障害の子どもたちにとっても分かりやすい勉強です。

しかし、小学校3年生になると算数では文章を読んで解読する問題が増え、国語では登場人物の心情を文面から読み取らなくてはならなくなります。つまり、勉強が抽象的なものを理解することになっていくのです。

そのため、抽象的なものが理解しにくい発達障害の子は、そこでつまずいてしまうことが多いのです。そのかわり、はっきりとした答えがでるものは得意ですし、理解することができます。

また、発達障害を持つ子が、感じたことをはっきり言ってしまい、トラブルになることは多いです。「そうやってあなたは感じたかもしれないけれど、言われて嫌な思いをした」ということは、その場ではっきり本人に伝えましょう。

相手の表情で判断ができなくても、言われていることは理解ができます。「この子はちょっと特別だから」という目で見るだけではなく、支援や理解は必要だけれど、「対等な立場で接する」ということが重要です。

⚫︎良いところを伸ばす

「人の良いところを探して伸ばす」ということは昔から言われていて、もはや当然のことだと思う人もいるでしょう。しかし、発達障害を持つ子どもは、その特性や行動に目がいきがちです。良いところはあるのに、集団生活においてはみ出してしまうのが現実です。

幼児期で、好きなことだけが存分にできるときならともかく、学校や社会ではやりたいことばかりではありません。むしろ、面倒だったり、やりたくなかったりすることの方が多いです。その上、発達障害を持つ子どもは、勉強や人との関わりでつまずきやすいので、自信を失ってしまいます

学校の教育の基本は、すべての教科での考え方を理解し、考える力や学力をつけることにあります。そのため、保護者や教師はテストの点数や成績に目がいきがちです。しかし、成績よりも、子どもがどこにつまずき、どんなことが得意なのかを見極めることの方が重要です

発達障害を持つ子どもたちのなかには、「人の話は聞けないけれど、友達を思うことができる優しい子」、「特定の分野では天才的な才能を発揮する子」、「スポーツなら誰にも負けない子」など素晴らしい才能を持っている子が大勢います。

発達障害の子の場合、全体的な成績は、もしかしたら良くないのかもしれません。しかし、その子の持っている才能を褒めて伸ばしていくことで、その子が自信を持つことにつながります。良いところを伸ばして自信をつけさせることで、問題だと思われるところが目立たなくなることもあるのです。

発達障害を持つ子どもの特性を理解することで、その子の才能を飛躍させることができます。それには、時間や手間がかかることもあります。しかし、発達障害を持つ子どもが自信を持って才能を開花させることは、その子どもを取り巻く環境にも良い影響を与えるのです。

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