心に傷を持つ子どもたちが抱える問題

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子どもの笑顔は何ものにもかえられず、みているだけでも幸せな気持ちになる人はたくさんいるでしょう。「本当に手のかかる子だ」と子どもに対して感じていても、子どもがニコッと笑いかけてくれることで、申し訳ない気持ちになる人もいるかもしれません。

さまざまな国で問題になっている子どもの問題のひとつに、児童虐待をはじめとする「いびつな親子関係」があります。

「かわいい我が子を虐待するなんて許せない!」と思う人もいるでしょう。しかし、泣き叫んだり、言うことをちっとも聞かずにふざけたりしている子どもに対して、自分でも驚くほど感情に任せて怒ってしまうことは、子育てをしている人ならば、経験があるかと思います。

子育てとは、幸せと人としての成長をもたらしてくれる素晴らしいものです。しかし、「人を育てる」ということは、自分の持っているエネルギーを全て費やすということです。

そのため、疲れ切ってしまう人もいます。さらに、必死に子育てをした結果、追い詰められて虐待に走ってしまうこともあるのです。

虐待を受けたり、「自分をみてもらえない」と感じたりする子どもは、とても不安定になります。不安定になることで、成長の過程でその子どもはとても苦労をします。

そこで、「虐待を受けて、心に傷を負った子どもの成長にはどんな問題が起こるのか」について解説していきます。

⚫︎人に対する信頼関係を築きにくい

虐待には、次の3つがあります。

・身体的虐待(叩く、蹴る、たばこの火を押し付けるなどの暴力行為)

・心理的虐待(「おまえなんていなくていい」という言葉の暴力や、兄弟間で差をつけられる行為)

・ネグレクト(保護者による育児放棄。食事や衣類を与えられないなど)

どの場合であっても、本来なら守ってもらえて、安心できるはずの保護者から受けるさまざまな暴力で、子どもたちの心は大きく傷つきます。のびのびと自分の感じたことを語り、自分の思いを受け止めてもらえるのは、子ども時代ならではのことです。

子ども時代は、人間に対する信頼関係と、「自分はありのままで良いのだ」という自分を肯定することのできる、人間の「基礎」を作る時代です。その基盤がないと、大人になったときにも、他者との関係をうまくつくることができません。

虐待されている子を気にかけてくれる大人がいたとしても、「この人は大丈夫だろうか」という人を疑う気持ちは消えることがありません。また、「どんな自分でも見捨てないでいてほしい」と思う気持ちから、大人を試すような行動をとることがあります。

その行動は、大人をイラつかせるようなことも多く、向き合うのに時間がとてもかかります。しかも、「信頼してくれたかな?」と思った嬉しい瞬間に、また大人を試すようなことをするのです。

また、心に傷を負った子どもたちは、「待つ」ことが苦手です。その理由のひとつに、「待っている間に、もしかしたら・・・」と不安な気持ちになり、「今やりたいことができないと、次はないかもしれない」と焦ってしまうのです。

人に対する信頼関係が築きにくいため、虐待を受けた子は、学校や社会生活で、常に不安な気持ちで過ごさなくてはなりません。

また、不安な思いを抱き、「待っている間に、もしかしたら楽しいことがもう起こらなくなるかもしれない」と焦る気持ちは、他者との人間関係をつくる時点で、つまずきやすくなってしまうのです。

⚫︎考える力が伸びにくくなる

不安や焦りは、「考える力」や「学力」にも大きく影響をします。イメージが持ちにくいため、他の人の気持ちがわかりにくいのです。

常に不安でいることで、脳は危険信号を出し続けていることになります。これにより、他のことを考えることが難しくなります。そのため、学校での勉強には集中できません。

さらに、友達との共同作業も苦手なので、学校自体が楽しくなくなってしまいます。これらのことによって、学力が低下し、学校にも家庭にも居場所を見つけられない子は、頻繁に家を出るようになってしまうのです。

外の世界では、大人たちが言葉たくみに近づいてきます。場合によっては、犯罪に巻き込まれるケースもあります。また、犯罪に巻き込まれなくても、同じ年頃の子ども同士が集まって、学校に行かずにあそんでいることもあります。これらは、子どもにとって大きな問題です。

必要な学力をつけられないということは、自分の人生の選択肢を選ぶ幅が狭まるということです。しかし、その考える力をつけるためには、他の子に比べるととても根気のいることです。そのため、個別での対応が必要になってくるでしょう。

このように、児童虐待をはじめるとする「いびつな親子関係」は、子どもの成長に大きな影を落とすことになります。このような子どもたちの信頼を得ることは容易ではありません。

しかし、子どもたちが全身で表現する「さみしさ」や「人を信頼したい」という気持ちに、向き合おうとすることが大切です。

「大人が自分のために一生懸命考えてくれた」ということが感じられることで、信頼関係をつくることは難しいかもしれません。しかし、本気で子どもと向き合うことが、少しずつ信頼関係をつくるきっかけになるのです。

信頼関係をつくり、「自分のことを好きな大人がいてくれる」というのは、子どもの成長にとって、大きなプラスになるでしょう。

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