発達障害児の増加と適切な支援の必要性

7c95cfb6fa47de2c9306e39dfdc28f65_s

「発達障害」という言葉を一度は聞いたことがあるという方も多いと思います。現在では、30人にひとり、はたまた10人にひとりの割合でいると言われてるくらい増加しているのです。

発達障害と言われるものには、自閉症、アスペルガー症候群、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(AD/HD)、その他の広汎性発達障害など、多岐にわたります。ひとつの症状ではなく、いくつかの症状を併せ持つ子もいます。

発達障害であると診断された子どもたちは、乳幼児期からその症状や特性がみられます。

そして、ひとつのことにこだわる(場面の切り替えが難しい)、パニックやかんしゃくを日常的に起こす、動き回る、攻撃的である、といったいわゆる「困った子」「育てにくい子」という印象をもたれることが多いのです。

では、その子どもたちをどのように捉えていけばよいのでしょうか。

⚫︎育て方のせいではない

発達障害は、脳が通常のように発達しないことで起こります。そのため、保護者がどんなに愛情をもって関わっていても、その特性はみられます

そして、その保護者は神経をすり減らしていることがほとんどです。どんなに自分が根気よく付き合っていても、「この子は言うことをきかない。可愛く思えない」と追い詰められて虐待に発展するケースもあります。

例えば、子どもの動きを把握するため、胴にベルトをつけて、ひもでつなげるハーネスが登場して物議を醸し出したことばあります。ハーネスを使用している人の中では、「どれだけ自分が気をつけていても、子どもが飛び出してしまう。命を守るために使っている。」という多動障害(HD)のお母さんもいます。

もちろん、ハーネスを使うことがいいことだと思っていない方がほとんどです。しかし、発達障害の子どもたちは危機管理が薄い子も多いので、自分にとって興味のあるものをみつけると、周りを気にせず飛び出してしまうこともあります。そして、まだまだ発達障害をもつ子どもへの視線が厳しいことも、事実なのです。

発達障害は、保護者のせいではありません。発達障害をもつ子どもと、その保護者を見守り、保護者の苦労を理解しようとすることで、保護者の気持ちは救われます。そうすることで、再び子どもと笑顔で向き合うことができるのです。

⚫︎正しく子どもを理解する

家庭で子育てしているときには、困ったことがあっても「子どもってこういう風なのかな」と思って、家庭だけで頑張って育てていることが大半です。また、自宅で子どもひとりだけの静かな環境であれば落ち着いて過ごしていて、問題のないようにみえる場合もあります。

どのようなときに、保護者が「この子、大丈夫かな?」と心配になるかというと集団生活です。自宅では理解のある保護者がいて、落ち着いて穏やかに過ごせていたとしても、集団生活となると動き回ったり攻撃的になったりするようになることがあるのです。。

そのため、「家ではいいのに、外(集団生活)ではうまくいかない」ということが起こります。

発達障害を持つ子どもにとって、一番不幸なことは「正しく自分を理解してもらえないこと」です。周りに理解してもらえないことで、叱られ続けたり、人とうまく関われなかったり、ときには「悪い子」「困った子」というレッテルを貼られてしまうこともあります。

それは、乳幼児期に一番育てたい「自分は愛されている」「自分はありのままで大丈夫」という自己肯定感の否定につながってしまいます。

「発達障害」という言葉への嫌悪感や、子どもの置かれている現実を認めたくない気持ち、そして「大きくなったらみんなと一緒になるはず」と子どもの可能性を信じて願います。

しかし、どの子どもも完璧ではありません。誰にでも強みや弱みがあります。発達障害を持つ子は、その特性によって他の子どもよりも支援や理解が必要ということなのです。

子どもの特性を周りの人に正しく理解してもらうことで、その子にとって適切な援助を受けることができるようになります。発達障害は、発達が止まる症状ではありません。むしろ、正しく理解されることで、その子の持っている一面が飛躍的に伸びる可能性もあるのです。

後世に名を残した人物たちの何人かは、発達障害だったと言われています。エジソンやアインシュタイン、ウォルト・ディズニー、スティーブ・ジョブズはその中でも有名です。近年ではトム・クルーズ、ウィル・スミス、ブリトニー・スピアーズなどの著名人が、発達障害を公表しています。

発達障害があっても、自分の好きなことをやってこれたことや、その可能性を信じてくれる人があったからこそ、持っている才能が開花したと言えるでしょう。

このように、発達障害の子どもを持つ保護者の思いを理解することや、その子どもを正しく観察することが重要です。そうすることで、発達障害を持つ子どもたちは、のびのびと自分らしく生きることができ、他の子と同じように持っている才能を発揮することができるのです。

action
保育士・幼稚園教諭が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、施設や企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

botton6

注目の人気記事

a1管理人による転職体験記
保育士・幼稚園教諭として、私が実際に転職サイトを利用して転職した経験を述べています。

見学の際に感じたことや、失敗した経験から、転職の際に必要だと感じたことなどを詳細に記しています。


a2転職サイト利用の流れ
転職サイトを活用するとはいっても、初めて利用する人がほとんどなので「どのような流れで進んでいくのか分からない」という不安が残ります。

実際には難しいことは何一つないのですが、どのような手順で進んでいくのかを解説しています。


転職サイトを有効活用する方法
a3良い求人を見つけ、転職を成功させるときは転職サイトの利用が一番の近道です。しかし、保育士・幼稚園教諭の中でも、転職サイトを利用したことがないという人は多いです。

そこで、転職サイトの有効な活用方法について記しています。