小学校入学前につけるべき基本的な生活習慣と人の話を聞く力

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幼稚園、保育園の年長クラスの子どもたちは、秋をすぎる頃に「もうすぐ小学校に行くんだ」という言葉をよく口にしています。

新しい環境を楽しみにする子、不安に思う子、と反応はさまざまですが、新しい用具を買ってもらったことを喜んだり、「学校に行ったら勉強するんだ」と楽しみにしたりする姿がみられます。保護者の方も就学にむけて我が子の姿を楽しみにしている方も多いかと思います。

この時期になると、保護者は「うちの子は、本当に小学校でうまくやっていけるのだろうか」という不安も同時に大きくなってきます。

小1プロブレム」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。授業中落ち着いて話を聞くことができない子が多くて授業が成り立たず、小学校1年生のクラスの担任の先生がとても苦労している問題なのです。現在では、「1年生は全てベテランの先生ではないと成り立たない」と言われているほどです。

では、就学前にはどんな力を子どもにつけておくべきなのでしょうか。

⚫︎基本的な生活習慣を身につける

これを聞いて、不思議に思う方もいるでしょう。なぜなら、かつてなら「そんなことは当然」言われることだからです。しかし、昨今ではさまざまな事情を抱えた家庭がたくさんあります。その中で、10年、20年前は「普通」だったことが、「普通」ではなくなってきているのです

小学校の先生から「卒園までにはできるようになってほしい」とよく聞く言葉が次のようなものです。

・自分の持ち物の管理、使ったものの後片付けができる。

・(大便の後始末も含めて)排泄が自立している。そして、男の子はズボン、パンツを脱がずに男子用便器で排泄ができる。女の子は、洋式トイレでなくても座って排泄ができる。

・授業と休み時間の区別をつけることができて、次の授業の準備ができる。

・正しい姿勢で給食を食べることができる。

これらが、意外とできない子が多いのです。これをみると、そこに当てはまる子たちは、落ちこぼれている子だと思われるかもしれません。しかし、こうした基本的なことができない子の中には、テストで100点をとっている「頭がいい」と言われている子も大勢います。

就学のときには、「テストの点数」といった表面的なものに目がいきがちになります。勉強は、小学校で教えてもらうことができます。一方、生活習慣はそれまで積み上げてきたものなので、簡単に変えることができません

自分の身の回りのことを自分から取り組んでいくように励まして、見守っていくことが、生活習慣を身につけていく第一歩になります。

「やってよかった」と思えることが、「次もやろう」という原動力になるので、できたことはたくさん褒めて、子どものやる気をひきだすことが大切です。

⚫︎人の話を聞くことができる

「注意して、人の話を聞くことができない」という問題も小学校の先生からよく聞かれます。勉強を小学校に入学する前からしていたり、現在はインターネットの普及でなんでも検索すれば出てくる時代なので、「それは既に知っている」と考え、話をよく聞かないうちから判断してしまう子は多いのです。

それだけではありません。話を聞くことができない子は、友達関係でもつまずきやすいです。友達の話を聞かずに、自分の主張だけを一方的にしてけんかになることがあります。

しかし、「話を聞く力」というものは、すぐに身につくわけではありません。「自分の話や言い分を、大人が聞いてくれた」という経験を乳児期から積み重ねていくことで、ようやくついていく力です。

さまざまな事情があり、「子どもの話をなかなか聞くことができなかった」という方がいるかもしれませんが、今からでも遅くはありません。どんなことでもいいので、子どもたちの話を聞いてみてください。

大人に話を聞いてもらえて、自分の気持ちを受けとめてもらった子は、人に優しくなります。そして、人の話を聞くことができるようになるのです。

このように、「就学前には生活習慣が身についていること」や、「人の話を聞ける力をつける」ことが重要です。我が子を見つめ直すときに、勉強以外で身についている力をみてあげましょう。それが、子どもたちの楽しい小学校での生活にもつながります。

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