保育士が子ども同士のトラブルを保護者に伝える時に注意すること

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保育園で子どもを預かる時に、保育士ができれば避けて通りたいことは、子ども同士のトラブルによる怪我です。しかし、子どもは様々な経験を通して「言葉で伝えること」を知っていきます。そのため、保育園では怪我はつきものです。

それでも、保護者は我が子が怪我をすれば当然傷つきます。言葉では、「子ども同士のことなので仕方のないことです」と言ってくれる人も大勢いますが、傷が大きかったり、顔に傷がついたりすれば、「きちんと傷が治るのだろうか」と心配になります。

また、保育中の怪我は保育園の責任ですが、やはりトラブルになった相手の子や保護者のことが気にかかるのが親心です。このため、「相手の子を教えてください」「相手の子の親にはどうやって対応したのですか」と聞いてくる保護者も増えてきています。

つまり、「トラブルになった保護者にどのように伝えるのか」について頭を悩ませている園や保育士も同じように増加しているということです。

そこで、今回は「保育士が子ども同士のトラブルを保護者に伝える時に注意すること」について解説していきます。

⚫︎トラブルが起こった双方の保護者に伝える

保育園によって様々な考え方がありますが、保護者同士のトラブルを避けるためには、トラブルが起こった双方の保護者に伝える方が良い場合が多いです。

なぜなら、園側が「保育園で起こったことは園の責任です」と伝えたとしても、怪我をした側の保護者はまるで園が相手の子と保護者をかばっているように感じてしまうことがあるからです。

そうなると、保育園に対しても保護者は強い不信感を抱いてしまいます。

また、保育士が伝えなかったとしても、言葉で意思を伝えられるようになった子ならば、自分から相手の子の名前を言うことができます。

そして、一番避けたい事態が、保護者による「犯人探し」です。これは、同じように怪我をした複数の保護者同士が、怪我をさせた子を探す行為です。しかし、間違ってはいけない認識があります。それは、決して保護者が悪いわけではないということです。

誰でも、自分の子どもは大切です。そして、怪我をする回数が多かったり、傷が深かったりすれば、「相手の保護者にもこのようなことがあることを知ってほしい」と考えるのは当然のことと言えます。

これにより、激しいけんかだったり、怪我を伴ったりするようなトラブルの場合は、双方の保護者に伝えておくことが大切なのです。

⚫︎保護者同士の間に保育士が立ち、関係の橋渡しを行う

保護者によっては、「こんなひどい怪我をさせたのだから、相手の保護者に謝ってほしい」と相手の保護者の謝罪を要求される場合があります。

なぜなら、怪我の責任は保育園側であることは理解できても、実際に怪我をさせたのは子どもだからです。だからこそ、「相手の保護者の謝罪」を求めるのです。

この時、保育士が入らずに保護者同士のやり取りに任せることは大変危険なケースがあります。むしろ、自ら謝罪をするような保護者だった場合は、ここまでの事態になっていません。

つまり、「謝罪」を保護者が求めている時には、怒りが収まらない時や相手の保護者から謝罪がなく、保護者同士の関係もあまり深くないという時です。その場合、保護者同士にやり取りを任せることで、かえって大きなトラブルに発展する可能性があります。

もし、保護者同士関係に亀裂が入ってしまうと、そこから修復することは難しくなります。それは、子ども同士の関係にも影響することがあるため、避けたい事態です。

そのため、できるだけ最初から保護者同士の間に保育士が関係の橋渡し役として立つことが重要なのです。その上で、謝罪の場を設けるならば保育士だけでなく園長にも同席してもらう方が良いでしょう。

これは、怪我をさせたのは子どもでも、あくまで怪我の責任は保育園にあることを強調するためです。そして、怪我をした保護者、怪我をさせてしまった側の保護者双方にトラブルを止め切れなかったことを改めて謝罪することが大切なのです。

このように、現代においては保護者同士のトラブルにも保育士は気を配らなくてはならなくなりました。これは、保育士側は気を配ることが増え、業務が余計に大変になっていることです。

しかし、子どもにとって保護者はかけがえのない大切なものです。したがって、保護者が気持ち良く保育園に子どもを預けられることは重視すべきことなのです。

そして、保護者同士のトラブルに発展させないためには、早めに園長など責任者に相談をして対応をしましょう。それが、保護者同士のトラブルを防ぐだけではなく、保育士の精神的負担を軽減することにもつながることになるのです。

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