保育の職場での面接の心構え

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日本では、待機児童の問題がたびたび大きく取り上げられています。これにより、保育の職場は潜在保育士(保育の資格は持っているが、保育の仕事をしていない人)の掘り起こしや職員をどうやって獲得していくかが、各園の課題になっています。

そのため、現代はいわゆる「保育職員の売り手市場」といえるでしょう。なぜなら、どこの職場も良い職員を獲得しようとするからです。

しかし、なかなか内定がもらえないという人も存在します。その人たちの多くは、面接で不採用になってしまうことが多いのです。

つまり、面接で好印象を与えることが、希望の職場で採用される可能性をあげるのです。

そこで、今回は「保育の職場での面接の心構え」について解説していきます。

⚫︎周りと協調できる姿勢をみせる

保育や教育関係の人の面接をしてみると、中には「私の保育(教育)に対する思いはこうです!」と演説さながらに語り出す人がいます。

施設長によっては、「仕事に対する熱意があって良い」と判断されることもありますが、多くの場合、自己主張の激しい人は歓迎されません

なぜなら、保育や教育の仕事はコミュニケーション労働と言われているからです。

コミュニケーション労働に必要なのは、仕事に必要な能力があるということだけではありません。「いかに周りと協調しながら働けるか」ということがポイントです。

そのため、自己PRが多い人に対して「この人は自分のことを優先して考えるタイプなのではないか?」と施設側は感じるのです。面接のときに、たびたびそのように感じられる言動が見られると、残念なことに採用から遠ざかる恐れがあります。

それよりも、質問内容を理解し、誠実に答えることが大切です。聞かれていないことについては、語る必要はありません。

その上で、自己アピールをするとすれば、「話を聞くことが得意である」ことや「人の良さを見つけることが得意」など、周りと協調して仕事ができるポイントが長所であることを伝えると良いでしょう。

保育の仕事は、子どもや保護者との関わりが深くなります。そこで、「この人は信頼できる」と思われなくては、成り立ちません。なぜなら、職員がいかに子どもや保護者のことを知りたいと思っても、信頼関係のない人には話をしようとしないからです。

したがって、たとえ保育のスキルは高くても、「自分はすごい人間だ」とアピールする人よりも、子どもや保護者の思いを柔軟受けとめることができ、さまざまな人と協調できる人の方が好印象なのです。

⚫︎明るい印象は大切

保育の職場で働く人は、「明るい人が多い」というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。それは間違いではありませんが、実際はさまざまな人がいます。

しかし、中には「本当にこの人は保育の仕事をしたいの?」と思うような人がいます。それは、陰鬱とした雰囲気で暗い印象を持つ人や覇気のない人です。

もちろん、全員が陽気である必要はありません。また、大人しい雰囲気の人が、子どもや保護者から好かれないかと言うと、そんなことはありません。

ですが、ここで間違ってはいけないことがあります。それは「大人しい人=暗い人」ではないということです。両者の何が違うかというと、それは笑顔や仕草などに表れます。

一般的に「暗い」と言われる人とは、「人と目を合わそうとしない」、「笑顔がない」、「声が小さい」などが挙げられます。

これは、保育の仕事でも同じです。

しかも、保育の仕事は人と関わる仕事であり、保護者から見たら自分の子どもを託さなくてはならない人です。そのため、「この人なら任せられる」という安心感のある第一印象が重要です。そこに「明るさ」が必要なのです。

このときの「明るさ」は陽気という意味ではありません。笑顔があることや人として信頼できそうであるかということです。

しかし、中には「緊張すると表情がこわばってしまう」という人がいるでしょう。その人たちは、無理に陽気に振る舞う必要はありません。自分なりに、「相手に安心感を持ってもらおう」と笑顔を心がければ良いのです。

これは簡単なことですが、効果があります。そして、面接する方にも「この人は努力をするのだな」ということが伝わるものです。また、緊張しながらでも、誠実に質問に答え、笑顔がある人に対しての印象は意外と悪くないものです。

これを最初から「自分は緊張するから何もできない」と諦めてしまうと、それがすべて表情や態度に表れます。これが「暗い人」の特徴です。

つまり、「明るい」、「暗い」という人の印象は、その人の気持ちによって変わっていくということです。無理に「明るく(陽気に)」とは考えず、「相手がどうやったら安心感を持てるのか」ということを考えて面接に臨むと良いでしょう。それが、明るいさにつながります。

このように、保育の仕事の面接を受けるときには「この人ならば任せられる」という安心感を施設側に持ってもらうことが非常に重要です。明るい印象や協調性をみせることで、多くの施設は「この人と一緒に仕事をしたい」と感じます。

この点を踏まえることで、面接での採用の道は大きく開けるでしょう。第一希望の職場で採用されるためにも、面接について心構えを持っておくことは大切なことです。

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