保育士の面接試験は志望動機で面接官の心をつかむ

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保育士の仕事は、人手不足のためどこも引く手数多と言われています。しかし、保育士は子どもたちの命を預かる責任の重い仕事です。したがって、雇用する側は「保育士だったら誰でもいい」というわけではありません

実際、求人が出ている保育園に面接試験を受けに行って、「人手不足で困っている」と言われたのにも関わらず、不採用になってしまう人はいます。これは、面接で好印象を与えられなかったことが大きな原因です。

保育園の面接において、重要なのは「志望動機」です。なぜなら、保育園はたくさん数があるため、「なぜ、この保育園を選んだのか」ということは、面接官が重要視している場合が多いからです。

そこで、今回は「保育士の面接試験は志望動機で面接官の心をつかむ」について解説していきます。

⚫︎保育園のリサーチを行う

一般企業に就職を希望する新卒者の場合、企業に応募する際「エントリーシート」に就職を希望する企業への思いを記入します。このエントリーシートの書き方の違いで、面接に進めるか否かが決まるのです。

そのため、特に大手企業に就職を希望する学生は、企業研究(リサーチ)を徹底的に行います。これを行うことにより、「どうしてもこの会社で働きたい理由」を明確なり、他者との違いをつけて採用を勝ち取ろうとしているのです。

一方、保育園に就職を希望する場合、就職を希望する保育園のことを徹底的に調べる人は、先述のような一般企業を希望する人と比較すると少ない傾向にあります。

もちろん、保育方針や子どもの人数、開園時間や行事などは調べるでしょうが、その保育園の歴史な成り立ちなどまでリサーチして面接に臨む人は稀です。

これは、保育園の面接自体が、その人の人柄を重視する印象があるため、「自分らしさを伝えられれば良い」と考える人が多いことも理由の一因です。

ですが、保育園側も雇用するならば、「ここの保育園でないといけないのだ」という熱い意気込みを持った人を採用したいと思っています。なぜなら、子どもたちのためにも職員の早期離職は避けたいからです。

したがって、保育園の成り立ちや歴史など、調べられる限りリサーチしておくことが大切です。調べることで、保育園の事業が行われる経緯などを知ることができるため、志望動機として他者と差をつけることができます。

例えば、

「貴園が、残業の多い保護者のために始めたという夜間保育事業に感銘を受けました。そのため、貴園はこれからも地域の子育てニーズに対応していかれると思います。私は、地域の子育てニーズを丁寧に汲み取る保育園で働きたいと思っていました。だから、この保育園を志望しました」

と伝えるといかがでしょうか。おそらく、面接官は「ただ子どもが好きなだけでなく、保護者や地域のことも考えている人なのだな」という印象を持ちます。

また、もし夜間保育を行っているのが近隣にその保育園しかなければ、明確な志望理由となるのです。これが、「この人は、本気でこの保育園で働きたいと思っている」と面接官の心をつかむことができるきっかけになるのです。

⚫︎希望が労働条件や立地条件ならばそこに自分の強みを一緒に伝える

しかし、リサーチを行っても明確な理由が出てこないこともあります。例えば、「単純に家から近いことが一番の志望理由」など、保育園の労働条件や立地条件が本来の志望動機の場合です。

このような理由は、短時間パート職員や臨時職員ならばそれでも「良し」とされますが、正規職員ならば、雇用する側は「もっと明確な理由が欲しい」と思うものです。

なぜなら、「労働条件や立地条件のみで保育園で働くならば、もっと希望に近いところが出てきたら、その人は簡単に転職をしてしまうかもしれない」と面接官は懸念するからです。

そのため、もし志望理由が労働条件や立地条件ならば、そこに自分に強みを一緒に伝えることで、印象はずいぶん変わります。

例えば、

「自宅が近いため、雪や台風などで公共交通機関が止まっても保育園に駆けつけることができます。そうすれば、他の職員が来るまで子どもたちを受け入れることができると思ったため、近くのこの保育園を志望しました」

と「自宅が近い=保育園が火急の事態になった時に駆けつけることができる」いうメリットを伝えることで、たとえ志望理由が条件だったとしても、雇用側は「雇用する価値がある」と判断する可能性が高まります。

つまり、保育園のことを調べて特に明確な理由が見つからない時には、自分をリサーチして志望する理由を掘り下げれば良いのです。掘り下げた理由に筋が通り、保育園側の考えるメリットと一致すれば、採用に近づきます。

このように、保育園の面接試験では「志望動機」が重要視されます。これは、子どもや保護者が安心して保育園に登園できるように、早期離職を防ぐためです。

そのため、自分が「なぜ」この保育園で働きたいと思ったのかを明確にして、自分の言葉として出てくるまで考えた志望動機ならば、面接官の心に届きます。それが、希望する保育園の就職に近づくポイントになるのです。

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