地域の子どもたちを見守る児童館職員として働く保育士の役割

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保育士資格を取得していると、保育園をはじめとする児童福祉施設で働くことができます。児童福祉施設は、子どもたちの権利を守ることを第一と考え、時には子どもの命を守る役割も果たしているのです。

その中に、児童館も含まれています。児童館とは、保育園のように措置された子どもたちが通う場所ではありません。そのため、たくさんの子どもたちが訪れます。その中には、家庭や学校で居場所を失った子どもたちも集まってくることがあります。

したがって、子どもたちの地域での居場所(コミュニティー)として、児童館が見直されているのです。そこでは、専門性の高い保育士の存在が不可欠になります。

そこで、今回は「地域の子どもたちを見守る児童館職員として働く保育士の役割」について解説していきます。

⚫︎子どもたちの「遊び」を保障する児童館

児童館は、0歳から18歳までの幅広い年齢層の子どもを対象にしています。この児童館が果たしている一番大きな役割は、「遊び」の保障です。

現代では、安全に遊べる場所が少なくなったことにより、子どもたちの遊びのバリエーションがかなり少なくなっていることが懸念されています。そのため、児童館は、館内での遊びの提供にだけにとどまりません。

時には、地域の子どもたちに遊びの楽しさを伝えるために、屋外でのイベントやキャンプ活動なども行います

そのため、様々な年齢の子どもたちを惹きつけ、児童館に足を運んでもらい「ここに来て楽しかった」と思える活動を行うことが大変重要になります。なぜなら、遊びの楽しさが伝わらなければ、子どもたちは児童館に来なくなってしまう可能性から高いからです。

つまり、遊びを保障するためには、ただ遊びを提供するだけではいけません。子どもたちが「楽しかった!」と思えなければ、意味がないのです。

そのために、保育士の経験が役立ちます。ひとりひとりの様子を見て、分かりやすく解説を行い、盛り上げることができるのは、まさしく保育士の得意分野です。

また、楽しいイベントや遊びを企画して、実行して人を楽しませることが好きなタイプの人にはやりがいのある仕事になるでしょう。

⚫︎地域のセーフティーラインとしての役割

現代では、中高生の居場所として児童館がその役割を担っている場合があります。この中高生たちは、家庭や学校で居場所がなく、かと言ってお金を持っていないので無料で居場所を提供してくれる児童館にやってくるのです。

彼ら彼女らは、勉強でつまずいていたり、話し相手がいなかったりすることも多々あります。そこで、まずは向き合って話を聞き、繁華街などには出ずにむしろ児童館へ来ることを勧めるのです。

この時、彼ら彼女らが児童館へ来ていることはチャンスです。なぜなら、行くあてもなく街を徘徊するよりも、きちんと大人が向き合う機会を作ることができるからです。中には、毎日のように児童館へ足を運ぶ子もいます。

そこで、児童館の職員と話をしたり、時には勉強を見てもらったりして過ごすのです。

また、現代において、必ずしも「学校へ行きなさい」と諭すことが子どものためになるとは限らないと考えられるようになってきました。

しかし、居場所のない子どもたちは、誰にも自分の話を聞いてもらえなければ、ずっと孤独を抱えて生きていかなければなりません。

中には、虐待やいじめなど深刻な問題を抱えている子もいます。そういった子どもたちを早期発見して、行政機関と連携を行ったり、一緒に問題解決に向けて考えたりする地域のセーフティーネット的な立場としての役割を児童館も他の児童福祉施設と同様に担っているのです。

このように、「児童館」の役割は、幅広い子どもたちを相手に多岐に渡ります。また、子どもにとって大切な遊びの提供だけではなく、子どもたちの居場所作りとしての役割も果たしています。

この時に、保育士として経験した知識やスキルは十分に役立ちます。なぜなら、まずは子どもたちの心を掴まなくてはならないからです。もし、子どもが心を開いてくれなければ、何もできません。

ですが、日々真剣に子どもたちと向き合ってきた保育士ならば、幅広い年齢層が相手だったとしても問題はありません。さらに、様々な年齢の子どもたちと触れ合えることは、「人を相手にする」という点では、保育士としての技能は上げることもできるのです。

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