子どもたちにビジネスを教えることの有用性

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世界には、さまざまな理由から親と離れて孤児院や養護施設で生活する子どもがいます。その子たちの多くは、施設を出てからのことが心配されます。

なぜなら、施設以外に頼れる場所がないということは、孤独を埋めるために薬物を使用したり、お金を稼ぐために罪を犯したりする危険性があるからです。

ほとんどの子は、施設を退所した後は職を見つけて自立していきます。ですが、中には先述のように反社会的な行動をとる子もいるため、問題になっているのです。

反社会的な行動を起こすのには、その子なりの理由があります。例えば、将来に対する不安や焦りは、それを助長させます。

また、そのような子どもが社会に出たときに、「自分には何もできない」、「誰も認めてくれない」という失望感や挫折の体験は、子どもたちの自信を失くしてしまうきっかけになります。特に、格差の激しい国では、出自で将来が決まってしまうことも珍しくありません。

つまり、子どもが生活する環境によっては、「こうなったらいいな」という夢を語ること自体が贅沢なことという場所をあるのです。

しかし、そのような子どもたちの状況を変えようと、世界では子どもたちに「お金の稼ぎ方(ビジネス)」と教える人がいます。これにより、「生活は貧しいけれど、自分にも何かできるかもしれない」と将来を前向きに考えられるきっかけになっています。

そこで、今回は「子どもたちにビジネスを教えることの有用性」について解説していきます。

⚫︎なぜ支援ではなくビジネスなのか

そもそも、貧困地区で育ったり、過酷な環境の中で生きてきたりした子どもたちには、「ビジネスを教えるよりも、現状を変えるために支援をしてあげれば良い」と考える人もいるかもしれません。

しかし、「支援」されているだけでは、人は変わることはできません

なぜなら、何もしなくても支援してくれるならば、楽な方に流れるのが人間だからです。そして、もし支援者がいなくなれば、その子の生活は立ち行かなくなってしまいます。

そうなったときに、その子(人)が生きていくためにお金を稼ぐためのスキルがなければ、物乞いや犯罪行為を行う可能性が高まります。また、その苦しさから逃れるためにドラッグやアルコールに頼ることも出てくるかもしれません。

つまり、「支援」は無限ではないということです。

実際、公的機関であっても、民間組織であっても「いつ支援をやめ、本人たちの力で生活できるようにするのか」という支援の引き際が重要とされています。

しかし、働く力を持っていたり、自立する能力があったりする人に対して支援をやめるのと、そうでない人の支援を終了させるのでは大きな差が出てきます。

もし、働くことのできない人の援助を止めてしまったとしたら、その人たちの生死は危ぶまれることになります。

このように、支援を継続するだけでなく、「支援される側の変化」ということが、その人たちの将来にとっては重要になります。

ですが、身体的な理由や病気以外で、働くことができない人の多くは、「きちんとした収入を得る方法を知らない」という理由がそのひとつとしてあげられます。なぜなら、教育を受ける機会を奪われたり、仕事をする場所、方法がなかったりするからです。

そのような状況から脱却するためには、支援だけではなく、ビジネスの方法を教え、仕組みができあがるまで一緒にビジネスを構築するしかありません。

そこで稼ぐ仕組みができれば、いつまでも教えてくれる人に頼る必要はなくなり、自立をすることができるのです。

したがって、本当にその人の自立を願うならば、ただ身の回りの世話をすることだけでなく、自立できる方法や仕組みをつくることが大切なのです。

このような考えから、「子どもたちにビジネスを教える」ことの重要性がわかります。

⚫︎何でもチャンスになることが理解できる

「ビジネスを教える」と言っても、経営の仕方を教えるわけではありません。

それよりも、「チャンスは目の前にある」ということを教えるのです。大抵の人は、自分が普段やっていることがビジネスになるとは思っていません。それは、子どもたちも同様です。

貧困地区で生活する子どもたちの場合、「働く」と言っても、ゴミあさりで金目の物をみつけることや家業である農作業の手伝い、家畜の世話、物売りがほとんどです。また、水汲みなどの家事を手伝うこともあります。

むしろ、家業があれば良い方でしょう。なぜなら、大人が働いている姿を子どもが見ることができるからです。

中には、親がアルコール中毒などで働くことができず、「大人が働いている姿をほとんどみたことがない」という子もいます。その場合、手本になる存在がおらず、その子は生きていくための術を身につけることが難しくなります。

そのため、子どもたちが犯罪や貧困という選択をしないためには、「自分で生活できるように自立する」ことが重要です。つまり、子どもたちにビジネスのチャンスを教え、自分の将来を切り開くきっかけを作るのです。

例えば、ペルーの孤児院では、子どもたちの絵を使った取り組みが行われています。ここでは、子どもたちが自由に描いた絵や、子どもが撮影した写真などをプリントして、Tシャツとして販売したのです。

このTシャツは、「ユニークなデザインが面白い」と、世界中から注文が相次ぎました。子どもには、自分が描いた絵のTシャツが売れると、売上の何割かが「デザイン料」としてお金が入る仕組みになっています

また、サーフボードにも絵を描き、それを「世界に一点しか存在しないサーフボード」として売り出したところ、これも世界中のサーファーから人気が出ました。

この取り組みは、アートディレクターの男性が子どもたちの笑顔を引き出し、「ビジネスのチャンスはすぐ近くにある」ということを伝えたくて始めました。

一方で、子どもたちは「自分が普段描いている絵や撮った写真がお金になるなんて思わなかった」と感想を述べています。そして何よりも、「自分にはお金を稼ぐ力があるのだ」ということを孤児院の子どもたちは実感することができたのです。

このように、子どもたち自身がチャンスを掴めるような形でビジネスの方法を教えることは、将来に対して不安を抱いている子にとっては、生きる力になります。ただ「真っ当な道を歩け」と言うだけでは、子どもたちの環境を変えることができません。

それよりも、実際に稼ぐ手段を教えて、そこから得た収入で生活をする力をつける方が大切です。なぜなら、生活が安定すると、自ら危険な道を選択する可能性は圧倒的に低くなるからです。これが、貧困から抜け出すための第1歩になるでしょう。

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