相手の宗教を尊重することの重要性

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世界には、さまざまな宗教が存在します。先進国では、ほぼ「無宗教」である国がありますが、宗教色が色濃く残っている地域も数多く存在します。

海外を旅行したり、ボランティア活動をしたりする際は、宗教の問題が大きく絡んでくることがあります。中東では、「不浄の左手で子どもの頭を撫でた」ということが理由で、観光客が現地の人に殺されるという事件が起こりました。

また、地域での風習や宗教観が、その地域の人々の人格形成や考え方に深く根付いていることもあります。そのため、「宗教と政治の批判はしない」というのが、国際的なマナーとしても位置付けられているくらい、宗教観は繊細な問題なのです。

しかし、海外でボランティア活動をしようと思うならば、「宗教」の問題は断ち切ることができません。そして、宗教を否定することは、それを信じる相手を否定することにもつながるので注意が必要です

そこで、「宗教を尊重することの重要性」について解説していきます。

⚫︎相手の宗教を知る

国によって、だいたい信者の多い宗教は決まっています。しかし、すべての人が同じ宗教を信じているとは限りません。たとえば、インドではヒンドゥー教が8割を占めていますが、イスラム教の信者も、仏教の信者もいます。

ボランティアで支援を行うときに、全員を同じ宗教だと思い込むことは、非常に危険です。なぜなら、宗教によって、禁止事項が異なるからです。相手が敬虔な信者であった場合、いくらボランティアとはいえ、命の危機に瀕することもあります。

世界的に有名な「マザー・テレサ」は、クリスチャン(キリスト教徒)の修道女です。しかし、なぜ彼女が他宗教であるインドの人々に受け入れられたかというと、「キリスト教」ということをインドの人々に押し付けずに、支援をしたからです。

世話をしていた人が死亡した場合は、相手の宗教を重んじて、その宗教での埋葬を行ったといいます。「自分たちの宗教(生き方)を大切にしてくれた」ということが、インドの人々の心に響き、また世界中の人々にも大きな共感を与えたのです。

もし、マザー・テレサが、クリスチャンのやり方にこだわっていたとしたら、インドの人々は反発していたでしょう。むしろ、悪魔のように嫌われてしまったかもしれません。

ボランティアでは、相手の信頼を得ることが一番大切なことです。そして、「相手の宗教を知る」ことは、海外ではマナーのひとつと言えるでしょう。

⚫︎宗教の戒律は必ず守る

宗教には、必ずと言っていいほど「やってはいけないこと(戒律)」が存在します。最初に例としてあげた、「左手は不浄である」といった細かいことも、海外で支援活動をするときには守らなくてはなりません。

世界的に有名な四大宗教といえば、「キリスト教」、「イスラム教」、「ヒンドゥー教」、「仏教」です。その中でも「イスラム教」は、アジアや中東など発展途上国に信者が多く、戒律も複雑で厳しいことで有名です。

例えば、女性は、父親や夫以外に体を触られることを許しません。それは、子どもであっても同様です。また、イスラム教徒の戒律は、女性の服装に色濃く表れています。

「イスラム教徒の女性」を想像したとき、頭をヘッドスカーフで覆っている姿が、脳裏に浮かぶ人が多いのではないでしょうか。

戒律の厳しい地域では、「ブルカ」や「ニカブ」といって、現地の女性は伝統衣装で目以外を覆っており、顔を隠している場合もあります。また、女性が外で気軽に話すことは、良しとされていません。

このような場合、支援をするときには、注意が必要です。緊急の事態だったとしても、男性が女性の体に触れた時点で、それを「姦通罪」とみなす場合があります。そうなると、戒律を破ったとして、最悪の場合、その女性は親族によって殺されてしまうことがあるのです。

世界的に有名なNGO団体「国境なき医師団」では、女性医師が女性を、男性医師が男性を診察しています。「緊急事態だったから、男女関係なく診察した」という理由は、現地の人々に受け入れられません。むしろ、新たな混乱や禍根を生んでしまうこともあるのです。

このように、宗教はその国の歴史であり、文化です。その人の信じる宗教を尊重することで、ボランティアをする場合は、信頼を得る第一歩になるでしょう。ボランティア活動は、相手に受け入れてもらえなくては始まりません

厳しい戒律には、意味があります。そして、宗教を知り、戒律を守ることがマナーです。マナーを守ることが、相手に心地よさを与え、安心してもらうことができるのです。

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