アジアで広がりにくい寄付金の制度

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ボランティアやNPO・NGO団体の活動を支える資金の多くは、支援者による寄付金です。もし、寄付金がなければ、各団体は、人道支援をはじめとする活動を行うことができません。したがって、寄付金は各団体の命綱と言っても、過言ではありません。

また、各団体で行っている活動は、公的支援が行き届かない人々を中心に支援が行われています。そのため、各団体による支援活動が行われなければ、生活に困窮する人が出てきます。そうならないために、各団体には、寄付金が必要なのです。

しかし、寄付金やチャリティー、ボランティア活動などは、国によって考え方が大きく異なります。特に、アジアでは、寄付金の制度が広がりにくいと言われています。

そこで、「アジアで寄付金制度が広がらない理由とその対策」について考察していきます。

⚫︎寄付への考え方がアジアと欧米では異なる

今では、少しずつ各団体のPR活動によって、支援活動の必要性や内容などが、アジアの一般の人々にも、知られるようになってきました。また、世界中で頻発する災害時には、他国であっても広く募金活動が行われます。

しかし、そこからアジアで「寄付が文化になる」ということには、なかなかつながりません。

そもそも、寄付や奉仕活動は、キリスト教が広く普及していた欧米から始まりました。これにより、欧米ではチャリティー活動や寄付金が、市井の人々にも文化として受けいれられているのです。

それに加え、欧米では、寄付をした人に対して税の優遇措置がとられています。このように、税制が整っているということが、寄付金を集めやすい理由としてあげられています。

一方、アジアでは、税制が整っていません。そして、寄付が文化として育っていないことが、寄付金が集まらない一番の原因です。なぜなら、多くの人々は、「寄付は、お金を持っている人々がすることである」と思っているため、自分たちには関係ないと考えるからです。

この「寄付は特別なこと」とする考え方が、アジアでは寄付金が集まらないという文化を作り出しています。

しかし、「寄付」とは元々特別なことではありません。普段、私たちがしている消費活動と同じだと考えた方が良いでしょう。お金の使い道のひとつとして、「寄付」があるのです。

例えば、「寄付をすること」を「物を買うこと」と同じように考えたらどうでしょうか。こう考えることによって、結果的に自分が各団体の支援を必要な人に「提供」することができます。

そして、その先には、寄付金によって助かる人がいます。このように考えることで、寄付金への見方が変わります。

つまり、寄付金について視点を変えた考え方をアジア諸国に伝えて「寄付は文化」にすることが、寄付金を集めるには重要なことなのです。

⚫︎支援の形を目にみえる形にする

寄付が文化として根付いてきた欧米とは違い、アジア諸国では「自分のお金はきちんとした用途で使われるのだろうか」ということを心配する人が多くいます。

これも、寄付や募金を呼びかけたときに、寄付の文化のないアジア諸国で敬遠される理由のひとつです。つまり、「各団体が、何に対してどのようにお金を使っているかが分からない」から寄付をしたくないのです。

もちろん、悪用している団体はほとんどありません。多くの各団体は、なんとか集まった資金を有効的に使おうとしています。

しかし、過去には寄付金を着服していた団体の例がいくつかありました。これによって、アジアでは、寄付に対してイメージがさらに悪くなったのです。

そのため、各団体では、支援(寄付)金をどのような形で使ったのかがわかるように工夫をしています。

例えば、チャイルド・スポンサーシップという形で寄付金を集めている「ワールド・ビジョン」という大手NGO団体があります。この団体では、支援国の子どもと寄付をした支援者が交流を行えるという点が、大変好評です。

なぜなら、支援国の子どもが定期的に近況を知らせてくれたり、「ありがとう」と感謝の気持ちを直筆の手紙で伝えてくれたりするで、支援者の多くが「寄付をしてよかった」と思えるからです。

このように、支援をしたことで、寄付をした人も嬉しい気持ちになれることが大切です。この結果、自分が寄付したお金が、どのように使われたかが分かることで、「寄付をして良かった。継続して支援をしよう」と考えるきっかけになります。

したがって、寄付が文化となるようにすること以外に、各団体が支援の形を明確化することが、アジアで寄付を広げるためには、重要なことなのです。

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