保育士や幼稚園教諭の職業病と予防法

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どの仕事においても、「職業病」は存在します。これは、保育士や幼稚園教諭も同様です。しかし、保育士や幼稚園教諭は子どもの安全と命を守る立場であるため、体調管理や体のメンテナンスは非常に重要です。

もし、体調を崩してしまえば、どれだけやりがいを持ってやっていたとしても退職や休職をせざるを得なくなる場合があります。

そこで、今回は「保育士や幼稚園教諭の職業病と予防法」について解説していきます。

⚫︎腰痛・膝痛はつきもの

保育士や幼稚園教諭の職業病と聞いて、まず思いつくものが「腰痛」ではないでしょうか。これは、実際大勢の保育士や幼稚園教諭の悩みの種になっています。

このため、整形外科や整体、接骨院、マッサージ店などには保育士や幼稚園教諭が通っていることも珍しくありません。

なぜなら、保育や教育の仕事はどうしても立ったり座ったりする上下運動が多くなるからです。また、子どもは思いがけない行動をすることがあるため、姿勢が不自然になりがちです。

そのため、まだ20代の若い職員でも腰や膝に痛みが出る場合があります。この痛みは非常に厄介なもので、一度「良くなった」ように感じても、再発する可能性が十分に考えられるのです。

また、若い時には腰や膝の痛みは放置してしまいがちです。なぜなら、痛みを一過性のものだと判断してしまうからです。

ですが、体が受けた疲れやダメージは年月とともに徐々に蓄積されていきます。そのため、20代の頃はいつの間には消失していた痛みがなかなか取れず、いつしか慢性的に痛むようになってくるのです。

こうなってしまうと、保育士や幼稚園教諭の仕事を辞めたとしても、すぐには腰痛や膝痛は治りません。最悪の場合は、日常生活にも支障が出てしまうことも考えられます。

これを防ぐには、定期的に体のメンテナンスを行う必要があります。信頼できる整体やマッサージで体を整えることも良いでしょう。

一方、ぎっくり腰(急性腰椎症)などの突然症状を起こすものに関しては、普段から体の筋肉をほぐし、柔軟性を上げておくことで予防できる可能性が高まります。「保育の仕事の前にはストレッチ運動をすると良い」と言われるのは、このためです。

このように、腰痛や膝痛は疲れが蓄積し、慢性化していく可能性が高いものです。しかも、これらは慢性化すれば日常生活にも支障をきたす恐れがあります。

しかし、腰痛や膝痛は予防することができます。予防のためには、「ちょっと体が疲れている」という本格的な痛みが出る状態の前にプロに体を整えてもらったり、仕事前に少しストレッチを行って体の柔軟性を上げたりすることが効果的です。

この日々の小さな積み重ねが、生き生きと働き、元気な人生を送ることができる秘訣になるのです。

⚫︎増加する保育士や幼稚園教諭の精神疾患

保育士や幼稚園教諭の健康問題の中でとりわけ問題となっているのが、うつ病に代表される精神疾患による病休者の増加です。

これは、保育士や幼稚園教諭の仕事が、対人関係を主とするコミュニケーション労働であることが大きな要因であると言われています。

例えば、保育や教育の仕事では、職場の上司と同僚だけでなく、子どもたちや保護者、それに加えて近隣住民など様々な人と関わります。

このため、より良い保育や教育を行うために、子どもひとりひとりを把握し、なおかつ保護者や職場の人間関係を良好に構築しながら、周囲と調和していくことが仕事の一環となります。

もし、子ども・保護者・職場のうちどれか一つでも良好な関係を作れなかったり、関係がうまくいかなくなってしまった場合は、たちまち仕事に支障が出てきてしまう可能性が高まります。

また、保育士や幼稚園教諭は業務内容が非常に多いため、身体的も精神的にも疲れやすい仕事でもあります。

これらの要因で、誰もが必ず精神疾患になるわけではありません。しかし、精神的に疲労しやすい仕事であることは確かです。

精神疾患を予防するためには、正しい栄養及び睡眠をとることが一番大切なことです。それに加えて、気分転換を行う方法や何も否定せずに聞いてくれる相談相手を見つけてください。

なぜなら、仕事のことだけを思いつめて考えてしまうことは、余計に気持ちが沈んでしまうことにつながるからです。

それよりも、職場以外に居場所を見つけ、仕事と私生活のバランスをとることで良い方法が浮かんでくる場合があります。

この精神疾患にかかる人の多くは、真面目に仕事に取り組み、責任感の強い人です。そのため、普段仕事で気を張っているならば、休日には気分転換は必ず必要なのです。

このように、保育士や幼稚園教諭は、職種の特色がよく出る病気などにかかることが多くあります。一度、体を痛めたり、精神を病んでしまったりすると、長く付き合っていかないといけなくなるため、できれば予防したいものです。

ですが、予防は自らの行動でしか行うことができません。そのため、効果的な予防法を知り、実践し続けることで健康な体を維持し、楽しく子どもたちと関わってください。

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