保育の仕事に復帰するための準備

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保育士や幼稚園教諭の仕事をずっと続ける上で、子育てと仕事をどうやって両立していくかは大きな課題になります。保育や教育は、大変やりがいのある仕事ではありますが、残念ながら働きやすい環境とは言えない厳しい現状があります。

そのため、介護や子育てという人生の転機には、他職種と同様の悩みが保育士や幼稚園教諭にも同じように起こります。

しかし、現代では結婚してからも共働きをすることが珍しくなくなりました。また、働かなくては生活が成り立たないような厳しい社会情勢があるため、昨今では結婚してからも仕事を続ける人が増えてきました。

そこで、今回は「保育の仕事に復帰するための準備」について解説していきます。

⚫︎「子どもをどのように育てるのか」家族間での話し合いは不可欠

日本における子育てへの考え方として一般的なものは、「3歳までは自宅で両親が育てたい」というものがあります。

しかし、国が進めている「3年間育休を取得できる」政策はありますが、実際は子どもを産んだ次年度の4月には復帰するというパターンが暗黙の了解とされています。

もし、3年間育休を取得するならば、女性の場合は子どもを一人生み、そして3年以内に次の子どもを出産するという方法があります。

そうでなければ、子どもが先天性の疾患などない場合は大体1年程度で復帰することが一般的です。

ですがその場合、子どもは保育園の0歳もしくは1歳児クラスに入ることになるため、いくら共働きを望んでいたとしても、「こんな小さいうちから預けるの?」と夫婦間で意見が食い違うことがあります。

さらに、自分たちの両親からも「あかちゃんなのにどうして預けるの?」と言われるケースも多くあります。

なぜなら、乳児保育の認知度が高まった現代においても「自分の子(孫)は3歳までは自宅で育てることが当然」と例外的に考える人がまだ大勢いるからです。

そのため、もし自分の考えと家族の見解が異なっている場合は、「どのように子どもを育てていくか」や「どのように仕事に復帰していくか」についてしっかり話し合う必要があります。

この話し合いをきちんとせず、子育てについての意見が異なったままの状態で仕事に復帰したとしても良いことはありません。何よりも、家族間の関係がギクシャクしたままになると、子どもに良い影響を与えません。

言い換えると、きちんと子育てについて家族で話をしておくことで、父親にも「子育てを共にする」という意識が生まれます。

そして、もし、保育の仕事に復帰するならば、夫婦だけでなく祖父母も一丸となって子育てを行う必要が出てきます。したがって、子どもが生まれる前から家族で話し合い、仕事に復帰するための準備を進めておくべきなのです。

⚫︎保育園入所のための準備

現代では、共働きやシングル家庭の増加により、都心部では特に乳児保育の需要が高まっています。そのため、1歳児クラスから保育園の入園希望者が殺到し、中には「認可保育園(国から認可されている保育園)に入ることができなかった」という事態が起こるのです。

もし保育園に入園できなかった場合は、認可外保育所や託児所、家庭保育室など直接契約をしてくれる施設を自力で探すか、仕事の間預かってくれる親戚などを頼るしかありません。

また、昨今の保育園入所には、「本当に保育所が必要な過程であるか」を見極めるために、「保育園の見学に行ったか」というチェック項目があります。これにより、保育園の見学へ行った方が入所のためには「有利」になるのです。

中には、「産休後に預けたい」という理由で、妊娠中から保育園に見学へ来る人も増えてきています。したがって、仕事に復帰しようと思うならば、保育園へ入所できるための準備をしておく必要があるのです。

しかし、現代の保育園入所のための審査はポイント制になっています。つまり、保育士や幼稚園教諭だからと言って、優遇されることはありません。そのため、少しでもポイントを高くするために、保育園への見学などできることはやっておくことが大切です。

一方で、こうやって活動をしたとしても、保育園の競争率の高い地域では入所できないこともあります。こうした事態に備えて、近隣の家庭保育室など直接契約の施設の見学も同時に行っておくことがお勧めです。

このように、保育の仕事に気持ちよく復帰するためには、準備が必要です。これは特別なことではなく、「家族とどのように子育てをしていくのかという生活設計」や「保育園に預けるならば入所するための手順を踏む」など、他職種の人と変わらないことかもしれません。

しかし、子育てをしながら保育の仕事をしている人の中には「自分の子どもを預けておいて、どうして他人の子の面倒を見ているのだろう」と途中で矛盾に感じる人も大勢います。そのため、「なぜ働くのか」ということを家族の中で明確にしておくことが必要なのです。

これらの準備を行うことで、仕事に復帰した際には家族の協力も得やすくなります。また、子育てをしながら仕事を続けることで、収入を得られ、職場の子どもたちから学んだことを子育てにも反映することができるのです。

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