男性保育士が気持ち良く仕事を続けるトラブル回避法

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保育士は、「保母」と呼ばれていた時代から「女性の職業」と考えられがちでした。しかし、時代の変遷により男女平等を叫ばれるようになってから、男性の保育士も増えてくるようになりました。

実際、保育士の養成校にも人数は少ないながらも男子生徒の姿は毎年のように見られるところもあります。

それでも、就職してみると女性の職場であることがほとんどです。これにより、「園の男性が一人」ということも珍しくありません。そのため、女性独特の社会に馴染めずに悩んだり、待遇の悪さから退職したりする人が大勢います。

そこで、今回は「男性保育士が気持ち良く仕事を続けるためのトラブル回避法」について解説していきます。

⚫︎「男性」であるために力仕事ばかりを求められた時

男性保育士の場合、ふた通りのパターンがあります。それは、「仕事で男性ならではのことを求められて嬉しい」という人と「男性だからって、力仕事などを任されても困る」というものです。

これは、どちらの意見も間違ってはいません。しかし、実際は「男性がいるなら、重い物を任せても大丈夫だろう」と期待されることが多いものです。

しかし、そこで「男性だからと言って何でも力仕事をさせないで欲しい」と突っぱねたり、言葉には出さなくても機嫌が悪くなったりすると、職場の雰囲気や男性保育士の立場が悪くなってしまいます。

そこで、このような要望を伝える時には工夫をしなければなりません。

なぜなら、男女の性差関係なく保育では力仕事を求められることがあるため、「力仕事ばかりは嫌だ」とはっきり言ってしまうことは、「仕事をしたくありません」と言っているように感じる人もいるかもしれないからです。

そのため、「力仕事はもちろんやらせていただきます」と伝えた上で、「正直、毎回一人では腰などに負担がかかるため、お手伝いをお願いできませんか」と加えることで、ずいぶん言葉の印象は変わります。

このような性差の問題は、難しいものです。ですが、言い方を間違えてしまうことで、性差の問題はさらに複雑になってしまいます。それを回避するために、自分の思いを伝えることも大切ですが、「どのように伝えるか」に注目することが重要なのです。

⚫︎保護者から「男性保育士は嫌だ」と言われた時

保護者の多くは、男性の保育士が担任になった時に「たくさん遊んでもらえそう」と好印象を抱きます。また、普段は父親が仕事で忙しいために、男性と触れ合えることを喜ぶ人もいます。

しかし、中には「うちの子は女の子だから、男性保育士は遠慮したい」と考える人もいます。これは、とても繊細な問題です。保護者自身が男性保育士に対して抵抗感がある以上、「自分は大丈夫!」と熱弁をふるってしまうと、かえって不安感が大きくなるものです。

そのため、普段の保育で少しずつ保護者の信頼関係を得るしかありません。また、保護者が男性保育士のどのようなところに不安を持つのかをきちんと明確にしておく必要があります。

それを「そんなことには構っていられない」と無視してしまうと、保護者との信頼関係を築いていくことは難しくなります。そして保護者を避けずに、小さな信頼を得られるように行動を表すことにより、少しずつ信頼関係ができてくるのです。

例えば、「オムツ交換は男性にして欲しくない」という人ならばなるべく女性職員に任せることも一つの方法ですし、ただ「男性ということで心配」ということならば、日頃の保育の中で男性という括りではなく、その人自身の人柄として認識してもらう必要性が出てきます。

つまり、「男性保育士は不安」という人の不安や抵抗の原因を探りながら、信頼を関係をコツコツ築いていくしか方法はないのです。確かに、時間がかかり、面倒なことかもしれません。

しかし、そのような保護者と関係を築けることで、世間一般の「男性保育士」の良いイメージにつながるのです。

このように、男女平等や男女雇用機会均等法が施行されてからは、職業に性差は少なくなり、男性保育士も一般的な存在になりました。

それでも、実際の職場では「男性」ということで特別扱いを受けたり、肩身の狭い思いをしたりする人は少なくありません。また、園の中での男性職員の発言や言動が、男性保育士の総意のように捉えられてしまうこともあります。

これにより、発言や行動について十分注意する必要があるでしょう。

しかし、保育士の仕事は性差関係なく子どもの成長を見守ることができる素晴らしい仕事です。男性のダイナミックな遊びが、子どもたちを惹きつけることもたくさんあります。

その「男性ならでは」の良さを発揮していくために、職場でのトラブルは回避するべきです。トラブルを回避するためには、職員同士の連携を図り、ひとつひとつの信頼を得ていくことが何よりも大切なのです。

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