保育士や幼稚園教諭は【完璧】を求めすぎないことが大切

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保育士や幼稚園教諭は、基本的に真面目で高みを目指す人が多いことが特徴です。なぜなら、自分の保育や教育の力量を上げることは、子どもたちの成長につながるからです。

実際、仕事が終わった後や休日に行われる研修に参加する職員はたくさんいます。それは、「子どもたちのために」なることを願っているのです。このような職員たちの努力で、保育や教育の現場は支えられています。

しかし、中には「子どもたちのために」なることを追求するあまり、「完璧な先生」になろうとしてしまう人がいます。スキルを上げること自体は、悪いことではありませんが、完璧を求めるあまり、周りを巻き込んだり、自分を追い詰めたりすることがあるのです。

そこで、今回は「保育士や幼稚園教諭は【完璧】を求めすぎないことが大切」について解説していきます。

⚫︎保育や教育を完璧に行うことは不可能

そもそも、保育や教育には「これが正解である」というものはありません。そのため、「自由保育」「一斉保育」「裸足保育」「環境構成にこだわる教育」など、同じような保育や教育の理念を掲げていたとしても、施設によりやり方が異なるのです。

また、子どもは教科書で学んだとおりに行動することはまずありません。その上、大人が願うような姿にすぐに変化するわけでもありません。

したがって、保育や教育において「完璧」を求めることは、時に子どもたちにも職員の考える「完璧な姿(反応)」と求めてしまうことにもなりかねないことです。

それは、「子どもに対してイライラする」という感情が芽生えることにもなるので、非常に危険な状態です。これは、子どもを支配しようとすることにもつながります。

つまり、保育や教育の現場で、自分では予測しなかった子どもの動きや反応に対して、「面白い」「こうやって子どもが言うなら、一度やってみよう」という柔軟な姿勢が重要になります。

それは、一見当たり前のように思えることですが、「完璧にやれるようにしたい」と思っている間は、意外と自分の姿はわからないものです。

特に、保育士や幼稚園教諭になって間もない頃は、「自分もきちんと先生らしく振舞わなくてはならない」と気負いがちになってしまいます。そのため、「そもそも、自分の計画通りに完璧になることはない」ということを心得ておくことが必要です。

⚫︎時には他者にも求めてしまう「完璧」には要注意

「完璧主義」と言われる人にありがちなことが、他者にも自分と同じような完璧さを求めてしまうことです。しかし、自分ではそれが「普通」のことであるため、他の人が拒絶したり、「どうしてそこまでするの?」と言われたりしても、それを理解できないことがあります。

もし、これが主任や園長など、責任者であった場合は、その指示で働く職員は大変です。なぜなら、その人が求める「完璧さ」に自分が合わせる必要があるからです。

ですが、その「完璧さ」に合わせ続けるとなると、どこかでついていけなくなる人も出てきます。それは時として「甘え」や「努力不足」と捉えられることがあります。しかし、そもそも全て全員が足並みを揃えること自体が無謀な話です。

そして、保育や教育に関しても、子どもを型にはめて同じように育てることはできません。「みんなと同じようにできることが普通」を求めることは、子どもがありのままの自分を好きになり、他者との違いを受け入れることができなくなることにつながります

なぜなら、「できない人はおかしい」「甘えている」という考えに至るからです。

つまり、それは職員にも同じことが言えるということです。もちろん、職員のスキルやレベルを上げることは大切ですし、その時には努力が必要となるでしょう。

一定の水準を求めることは当然でも、自分が「普通」だと思っている高いレベルに全員が合わせるように強要することは、職員を退職に追い込む原因の一つになっています。

もし、職員のレベルを上げたいのならば、職員が自発的に動くようなプログラムを組む方が余程効率的であり、離脱者も少なくなります。

そして、子どもにとっては、大好きな先生が自分たちと一緒に笑ってくれることが一番大切なことです。そのためには、職員自身がその人の良さを活かせる方法を見つけることが、その人が自らレベルアップしようとするきっかけにもなるでしょう。

このように、完璧主義自体は悪いことではないのですが、保育士や幼稚園教諭が「人を育てる」という仕事に就く以上は、子どもや同僚に対して自分の理想や「完璧」を同じように追求しようとさせることはお互いにとって良い結果にはなりません。

一方で、自分が保育や教育で大切にしたいと考える「こだわり」は、自分の方針がぶれないために必要なことでもあります。

この2つは、一見相反するもののように捉えられます。これらをうまく融合させて考える方法は、「自分のこだわりがあったとしても、他者には押し付けない」ということです。

特に、「上司」や「先輩」になる人の言葉は、それ以外の人に痛烈に響きます。そのため、知らず知らずのうちに、後輩に自分の考えを押し付けてしまうことになり兼ねません。それは、子どもに対しても同じことが言えます。

したがって、相手に伝える時に、「倫理や道徳的なものであるのか」「自分のこだわりなのか」について考えてみましょう。もちろん、時には自分の意見を伝えることも大切です。

その時には、「それが普通だと思う(常識だと思う)」と言わずに、「自分の意見としては」と前置きをすることにより、聞く方の負担はずいぶん軽くなるでしょう。

保育士や幼稚園教諭は、コミュニケーション労働と言われ、苦労もストレスも多い職場です。このため、自分の心の負担を少しでも軽くできるような方法を考え、自分を振り返ってみることが大切なのです。

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保育士・幼稚園教諭が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、施設や企業との交渉まですべて行ってくれます。

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