発展途上国での医療問題とNPO・NGOの活躍

59e9f16e661a4d5fca455ede1ac76d52_s

発展途上国にはさまざまな問題があります。その中で、「必要な医療を受けることができない」という問題を思いつく人も多いと思います。医療はめざましい進歩を遂げたと言われていますが、医療を必要とする人々に届かなければ意味がありません。

先進国と発展途上国では、平均寿命にも大きく差が出ています。WHOが発表した世界の平均寿命では、先進国が80 歳を超える中、発展途上国では50~60歳と大きく隔たりがあります。世界平均である70歳からも下回っています。

世界で、妊娠や出産によって命を落とした女性は、1日に換算すると約800人と言われていますが、その99%が発展途上国の国民です。同時に、世界であかちゃんが毎時亡くなっている人数が、1時間に400人です。適切な医療が受けることができたら、その3分の2のあかちゃんは助かったとも言われています

発展途上国での医療を充足させるという活動は始まっていますが、まだまだ問題が山積です。そして、医療のほとんどをNPO・NGOに頼っているのです。そこで、「発展途上国がどのような医療問題を抱えているのか」について解説していきます。

⚫︎衛生環境が整わない

先進国での死亡原因は、「がん」や「心疾患」、「脳梗塞」が上位を占めています。発展途上国での死亡原因は、「肺炎」「下痢(脱水症状)」「はしか」「マラリア」などの感染症が原因のものです。そのほかにも「HIV」が大きな問題になっています。

衛生環境が不十分だった頃は、先進国でも感染症が原因で死亡するケースが多かったのですが、今では下痢(脱水症状)が原因で亡くなる人はほとんどいません。それくらい衛生環境は重要なのです。

アフリカや貧しいアジアの国には、ゴミ山のような場所に住んでいる人も大勢います。そのため、そのゴミに集まってくるハエや蚊が菌を運んでくるので、そこで感染症にかかることがあります。

しかし、そこに住む人々は、貧しさのため引っ越すことができないのです。その上、ゴミ山が唯一その地域で働く場所になっているということもあるので、仕事のない貧しい人々はその場所を離れることができません。

また、水の問題も重要です。発展途上国では、水道が国の全土までは完備されていません。きれいな水が行き渡るのは、途上国の中の都心に住むごく一部の富裕層だけです。発展途上国では、今でも、川から水を運んでくる生活を続けている人たちがいます。彼ら彼女らにとって、水は貴重なものであり、使い回すことが多々あります。そのため、彼ら彼女らの生活環境は清潔とは言えません。

他にもまだまだ問題はありますが、発展途上国で医療を提供するNPO・NGO団体は、現地の人々への衛生環境の整備にも力を注いでいます。なぜなら、せっかく治療をして症状が改善しても衛生環境が悪い生活を続けていたら、再び病気になるからです。

医療を提供する医師や看護師を貧しい地域に派遣することは、貧しい人々にとっては命をつなぐために重要なことです。そして、衛生環境を整備して、それをその地域に住む人々の生活習慣にしていくことが、健康を守るための両輪になっているのです。

⚫︎人、物、資金、全てが足りない

発展途上国は貧困地域が大半を占めています。そのため、必要なものを現地調達することができません。では、地方の診察に行く前に都心で準備できるかと言うと、必ずそこに必要なものがあるとは限らないのです。

薬や治療器具などの必要なものは、NPO・NGO団体が独自で入手したり、寄付してもらったりしながら活動をしています。これらは医療行為に用いるものなので、最近の感染などを防ぐために安全で清潔でなくてはなりません。

また、足りないのは物だけではありません。医師や看護師などのスタッフも不足しています。小さな集落の巡回診療では「お医者さんが来る」という噂を聞いた人々が集まってきて、大行列になることもあるのです。

そうなると、医療を提供するとき、一人あたりの時間を短くせざるを得ませんが、しかし、患者によっては症状が重篤なケースもあるので、住環境や病歴などの細かい聞き取りが必要です。しかし、「公用語」と言われている言葉と、その地域で話されている言語が違っている場合があります。その場合は、現地で通訳ができる人を探さなくてはなりません。

そして、最後に資金の問題です。どこのNPO・NGO団体も資金不足が深刻です。貧しい人々への診察は、無料もしくはかなりの低額で行う必要があります。しかし、医療の提供に必要なものは購入しなければならないため、「お金は出て行く方が多い」のです。

NPO・NGO団体の資金のほとんどは「寄付」です。個人や団体、法人からの寄付金があることで、貧しい人々への医療が提供できています。資金がなくなり、その団体がなくなれば、支援していた地域への医療活動もなくなります。

人(スタッフ)、物、資金の3つがあって、始めて医療活動ができます。途上国では、政府そのものが機能していない場合もあります。そうなると、医療活動も政府ではなくNPO・NGOに頼らざるを得ないのです。

発展途上国では、貧困を根底とした問題がたくさんあります。医療の問題も、上記はほんの一例です。自分が途上国へ行って医療支援はできなくても、普段の生活の中でできることがあります。それは、募金や寄付です。

何かを始めるには、元手が必要になります。このことは、NPO・NGO団体の活動も例外ではありません。例え少額の寄付金であっても、それは誰かを助けるものになるのです。寄付や募金が集まることで、医療活動が進んで衛生環境が整えば、途上国の人々も人間らしい生活が送れるようになります。

action
保育士・幼稚園教諭が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、施設や企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

botton6

注目の人気記事

a1管理人による転職体験記
保育士・幼稚園教諭として、私が実際に転職サイトを利用して転職した経験を述べています。

見学の際に感じたことや、失敗した経験から、転職の際に必要だと感じたことなどを詳細に記しています。


a2転職サイト利用の流れ
転職サイトを活用するとはいっても、初めて利用する人がほとんどなので「どのような流れで進んでいくのか分からない」という不安が残ります。

実際には難しいことは何一つないのですが、どのような手順で進んでいくのかを解説しています。


転職サイトを有効活用する方法
a3良い求人を見つけ、転職を成功させるときは転職サイトの利用が一番の近道です。しかし、保育士・幼稚園教諭の中でも、転職サイトを利用したことがないという人は多いです。

そこで、転職サイトの有効な活用方法について記しています。