女性の地位向上と教育の必要性

a956112afa24a63b70d299ee9e4c76c3_s

先進国では、男女平等が叫ばれて、女性が自分で生き方を選べるようになってきています。先進国では、「男の子だから」「女の子だから」というジェンダー差別をしないように小さいときから教育をされています。

しかし、発展途上国では、まだまだ女性が自分で職業や、教育、結婚相手を選ぶことができないという地域も存在しています。

インドでは、「女の子が結婚するときには、父親の年収の4倍もの持参金が必要」という習慣が残っていて、「持参金が払えない」という理由で堕胎させられることもあります。「結婚持参金が少ない」という理由でまだ10代前半の女の子が、結婚相手の男性に殺されるという事件もありました。

「すべての子どもたちに教育を受けさせる」という取り組みが始まり、発展途上国でも学校へ行ける子どもが増えています。しかし、サハラ砂漠より南のアフリカでは、900万人の女の子が一度も学校に通うことなく生涯を終えてしまうという予測もされています。

ユネスコのグローバルモニタリングレポート2014によると、すべての女の子が中学校に通えるようになるには、2114年までかかるという試算がでています

発展途上国の女の子たちが、どんな問題を抱えているのかを少し解説していきたいと思います。

⚫︎人身売買の対象になることがある

発展途上国では、「女性は、夫(父)の所有物である」という考え方が根強く残っている地域もまだ多く存在します。

国際的にも大きな問題になっているのは人身売買です。「女性」「子ども」というのは、誘拐や人身売買の被害にあいやすい存在です。被害にあう人のうち、80%が女の子といもいわれています。女の子は、家事使用人や性産業での需要が多いことから、ターゲットになってしまうのです

途上国の中には、出生登録をされていなかったり、女性の地位の低さから発言権がなかったりするケースが多々あります。また、「女性は自分を犠牲にしても家族のために尽くすべきである」という風習や、「女性は男性の所有物である」という考え方で物とお金の引き換え対象になってしまうことがあるのです。

売られた女の子たちは、国際機関やNPO・NGOが救いの手を差し伸べるまで我慢するしかありません。中には、身体的・精神的・性的に暴行を受け、病気になったり、死んでしまったりする例も数多くあります。

こうした人身売買の陰には、貧困という問題があります。人身売買のブローカーたちは、「いい働き口がある」「学校に通える」「家族を楽にすることができる」と言葉たくみに女の子や家族に近づき、わずかなお金と引き換えに、女の子を売買してしまうのです。

一度売られた女の子は、すぐには逃げ出すことができないように、旅費など女の子の「借金」にして、そこに利子や住居費・食費などをどんどん上乗せして、借金を返せないような状態に追い込みます。ときには、ビザやパスポートをとりあげてしまうこともあるのです。

性産業に送られた女の子たちには、「HIV」の感染や暴力、望まない妊娠や出産など高いリスクを伴います。たとえ、救出されたとしても、精神的、身体的に受けたショックは大きく、精神疾患を発症したり、人との関わりがうまくつくれなくなって孤立したりして、社会への適応が難しくなるのです

人身売買は、人道的に許されないことです。国際機関も解決にむけて乗り出していますが、人身売買を行う人々の「貧困」という根本的な問題がなくならないと、解決は難しいと言われています。

⚫︎学校に通うことができない

発展途上国での女性の地位は低いことから、男の子よりも女の子の方が教育の機会には恵まれていません。その理由には、次のような考え方や問題があるからです。

・「女の子に教育は必要ない」という地域の考え

・教育よりも家事労働の方に重要性が高い

・早すぎる結婚と出産

・学校が安全な場所ではない

発展途上国では、「娘が嫁に行けないことは家の恥である」という考え方をする地域があります。その地域では初潮を迎えた女の子は「大人」としてみなすため、女の子を強制的に結婚させてしまうことがあります。

嫁いだ先では、女の子はすでに働き手です。すぐに家事労働をさせられ、教育の機会が奪われてしまいます。「大人になったのだから、子どもとしての教育は必要ない」と考えられるのです。そして、妊娠をした場合は、もっと教育の機会からは遠ざかってしまいます。

また、途上国では、「女の子に教育は必要ない」という考え方が根付いている地域が数多くあります。そのため、学校でも、先生や男子生徒に平等に接してもらえなかったり、通学途中で、男女差別や性的な暴力の対象になってしまったりすることがあります。

さまざまな組織や機関の活躍により、教育の機会が子どもたちに与えられるようになりました。しかし、その地域にあった考え方というものはすぐに変わることはありません。男女関係なく、教育が必要であることを、地域の人々が納得することが大切なのです。

このように、発展途上国での女性の地位向上は重要課題です。女性がきちんと教育を受けられることで、自分の体や家族を大切にすることができます。教育を受けた女の子は、自分の子どもにも教育を受けさせようとします。それが増えることで、産業を発達させる原動力になり、ひいては貧困を脱出させるきっかけになるかもしれないのです。

action
保育士・幼稚園教諭が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、施設や企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

botton6

注目の人気記事

a1管理人による転職体験記
保育士・幼稚園教諭として、私が実際に転職サイトを利用して転職した経験を述べています。

見学の際に感じたことや、失敗した経験から、転職の際に必要だと感じたことなどを詳細に記しています。


a2転職サイト利用の流れ
転職サイトを活用するとはいっても、初めて利用する人がほとんどなので「どのような流れで進んでいくのか分からない」という不安が残ります。

実際には難しいことは何一つないのですが、どのような手順で進んでいくのかを解説しています。


転職サイトを有効活用する方法
a3良い求人を見つけ、転職を成功させるときは転職サイトの利用が一番の近道です。しかし、保育士・幼稚園教諭の中でも、転職サイトを利用したことがないという人は多いです。

そこで、転職サイトの有効な活用方法について記しています。