災害によって、さらに貧困が連鎖する発展途上国

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地球では、どこに住んでいても「絶対に安全な場所」はありません。紛争や内戦などの人災、ハリケーンや竜巻、地震、噴火、津波などの自然災害と隣り合わせになって人間は暮らしているのです。

異常気象が続くことにより、「観測史上最大の」と銘打ったハリケーンが何度も現れたことがありました。生活の基盤を全て壊してしまうような地震が起こった国もあります。そのときには、各国が協力体制をとって救援を行いました。

自然災害の前では、どれだけ人間の科学技術が進歩したとしても、成すすべがありません。しかし、絶望的な状況に見舞われても、温かい支援があることを心強く思う人は大勢います。

知らない自分たちのために、懸命になって働く人々をみて、「自分も頑張ろう」と勇気付けられる人もいるでしょう。

災害が起こった直後は、ニュース記事がたくさんあがり、話題になります。しかし、しばらく経つと少しずつ災害の恐ろしい記憶は風化していきます

同じ国内であっても、自分がその災害を経験していなければ、どこか遠い国で起こったように感じる人も多いと言われています。反面、災害にあった当事者の人々の記憶は、まるで昨日のことにように思い出されるのです。

最初は、たくさんの支援物資も人も届きますが、人々の記憶から災害が風化していくと同時に、支援も大々的には行われなくなります。

先進国のように経済力が高い国と言われていても、完全な「復興」は困難です。それは、経済力のない発展途上国の場合、大きな問題になることがあります。

その問題とは、「貧困」です。発展途上国では、国民の8割以上が「貧困層」と言われている国もあります。そんなときに、災害が起こるとどうなるかというと、さらに貧困が連鎖するのです。

それでは、「なぜ災害によって貧困が連鎖するのか」ということを解説していきたいと思います。

⚫︎支援の手が必要な人々まで届かない

発展途上国に住む人々の生活する場所は、都市だけとは限りません。山の上や、道路や水道などのインフラが整備されていない農村地帯ということもあるのです。

復興をするときに、その国の中心となる都市部だけの様子をみて、支援団体が引き上げてしまうこともあります。人道支援を掲げているNGOやNPOやどの国においても、支援にはお金がかかるのです

そして、その国や国民が「復興のために立ち上がろう」という意思を持つことが大切なので、「必要な救援を終えた」と最低限の支援になることもあります。

発展途上国で貧困に苦しむ人の多くは、インフラが整備されていない場所に、少数で住んでいることがあります。その存在に気づいてもらえないまま、必要な支援がほとんど受けらずに、住む場所すら失ってしまうことがあるのです。

「復興はかなり進んでいる」と判断する人と、災害の当事者では、イメージは全く異なります。つまり、そこで意見の違いによるあつれきが生まれるのです。

災害の被害が大きいほど、復興するのは困難です。支援の手が届かなかった人々は、復興のための手立てを知ることができず、生活が破たんしてしまいます。

復興には、たくさんのお金、時間、人手がかかります。貧しい国は、自国だけで全てを「復興」に注ぐことは難しいでしょう。継続的に他国や支援機関からの援助が必要なのです。

⚫︎犯罪率が急上昇する

大きな災害が起こると、人々は混乱に陥ります。少しでも「家族を安全なところへ行かせてあげたい」と思うのは当事者なら当然思うでしょう。

その尊い思いを逆手にとり、災害に乗じた犯罪が後をたちません。空き巣や強盗だけでなく、女性や子どもを狙った誘拐や人身売買なども横行します

生活が困っている家族の元に、人身売買のブローカーが訪ねてきて、「子どもだけでも安全な都市部に逃がせる手段がある」「娘にいい仕事を紹介してあげる」と言葉たくみに、「いい話」を持ちかけます。

困窮している家族は、子どもたちの幸せを願って、ついその口車に乗せられてしまうことがあるのです。車に何人も子どもを乗せて消えてしまい、気づいたときには「だまされた」ということになるのです。

発展途上国では、出生届けが出されていないこともあるので、人身売買の温床になりやすいのです。治安が悪くなり、「この人はいい人なのか」「悪い人なのか」とその地域の住民が疑い始めると、支援をしようとしたときに、すぐには受け入れてもらえないことがあります。

もし、援助をしたいと思う支援機関があったとしても、犯罪率があがり、人々の猜疑心が強くなることで、支援を始めるのに、とても時間がかかってしまうのです。

このように、発展途上国においては、まず「貧困」という問題が大きく横たわっているところに災害にあうことで、「貧困」の問題は広がってしまいます。「復興」支援は地道で、時間もお金も人手もかかります。

しかし、どの程度の目安を支援していくのかは、支援する側と、被災者が考えを擦り合わせて、お互いが納得できる道を探す必要があるのです

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