少年兵の問題

9a447dce1d808e5b68c57e437034959b_s

アフリカや中東の紛争地域で、無表情で銃を構えて人を殺す少年・少女の姿がニュースに流れ、世界で大きな問題になったことがありました。

戦争は、「子どもだから」ということで見逃してもらえることはありません。むしろ、子どもが戦力として数えられるのです。それは、人生経験の少ない子どもほど、大人の思想に洗脳しやすいからだといえるでしょう。

子どもを兵士として使おうとする組織では、同じくらいの子どもたちを集めます。誘拐や、住んでいた集落を破壊しておいて、「これは敵がやったことだ。親や兄弟の仇をとろう」と子どもを騙して連れてくるケースもあるのです。

小さい子どもほど、訓練すれば「人を殺す」ということに対しての抵抗がなくなります。また、「子どもだ」と思うと、相手が油断することがあります。それが、少年兵たちを使う大きなメリットなのです。

少年兵として戦闘に参加していた少年・少女を保護する政府組織や NGO団体も増えてきましたが、長く戦争に関わっていた子どもたちをケアするのは、とても大変なことです。その子自身も、とても苦しむことになります。

そこで、「少年兵として生きてきた子どもたちが、どんなことに苦しむのか」ということについて解説していきたいと思います。

⚫︎PTSDに悩まされる

戦争で人を殺すことを教えられた子どもたちが、社会復帰をしようとする場合、ほとんどの子が強い「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」に悩まされます。

社会復帰をするためのプログラムでは、まず「自分と他人の命を大切にすること」を教わります。それは、戦争で「人を生きているものだと思わないように」殺してきた子どもたちに、命の大切さを知らせるものです。

最初は理解することが難しい子も多いのですが、少年兵を保護する団体で丁寧なケアを受けていくうちに、人の温かさを知りながら、「命の大切さ」を知っていきます。

そのため、「命の重さ」を感じた瞬間、「自分が今までしてきたことの重大性」に初めて気がつくことになります。恐ろしい戦闘体験や、自分が殺したたくさんの人たちのことを考えられるようになったときに、強い葛藤をすることになるのです

PTSDでは、「眠れない」「常に恐ろしい記憶がフラッシュバックして思い出される」などの症状に悩まされます。そのせいで、自分のしてきたことに苦しみ、自殺を図る子もいます。

少年兵を支援する団体では、「自分のしてきたことを償うために、きちんと社会復帰をするのだ」ということを伝え、自分の命も大切にするように教えているのです。

長く戦争に関わっていた子ほど、他人との良好な人間関係を築くことが難しい子が多いため、その子たちをケアするには何年もかかります。もちろん、きちんとした教育を受けていない子もほとんどなので、少年兵だった子どもが自立するためには、たくさんの人の手と愛情を必要とし、さらにお金と時間がかかるのです

社会復帰ができたとしても、PTSDの治療やカウンセリングは必要です。それほど、戦争は人の心を壊し、人生をも変えてしまうものなのです。

⚫︎社会復帰できる場所が少ない

少年兵だった子どもたちが、社会復帰をしようとした場合、「頼れる人がいない」ということも問題になります。戦争で、両親や兄弟、親戚が行方不明だったり、最悪の場合は、すでに死亡していたりします。その子が住んでいた集落すら、破壊されてなくなっているケースもあるのです。

この場合、少年兵だった子どもたちが帰る場所がありません。このような境遇の子が、社会復帰を支援する団体から出てしまうと、自分ひとりで生きていかなくてはなりません。まともな仕事につくことができなければ、路上で生活することになってしまいます。

少年兵たちを保護する団体では、職業訓練を行っているところもたくさんあります。しかし、その子どもたちが暮らしている地域自体が貧しかった場合、手に職をつけても、働く場所がないのです。

加えて、強いPTSDの症状に苦しむ子が多いため、ひとりで生活することは難しいでしょう。支援団体を出た後、地域がその子を見守り、復帰を支援する体制がなければ、少年兵だった子どもたちは、本当の意味での社会復帰をすることができないのです

このように、紛争が起こるようになれば、子どもたちは犠牲になります。一度少年兵になると、社会で暮らすという当たり前のことが、難しくなってしまいます。

その子たちが、「人の中で暮らすことは良いものだ」と再び感じられるようになるためには、たくさんの支援が必要です。その支援の輪を広げていくためにも、世界の現状を知ろうとすることが大切なのです。

action
保育士・幼稚園教諭が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、施設や企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

botton6

注目の人気記事

a1管理人による転職体験記
保育士・幼稚園教諭として、私が実際に転職サイトを利用して転職した経験を述べています。

見学の際に感じたことや、失敗した経験から、転職の際に必要だと感じたことなどを詳細に記しています。


a2転職サイト利用の流れ
転職サイトを活用するとはいっても、初めて利用する人がほとんどなので「どのような流れで進んでいくのか分からない」という不安が残ります。

実際には難しいことは何一つないのですが、どのような手順で進んでいくのかを解説しています。


転職サイトを有効活用する方法
a3良い求人を見つけ、転職を成功させるときは転職サイトの利用が一番の近道です。しかし、保育士・幼稚園教諭の中でも、転職サイトを利用したことがないという人は多いです。

そこで、転職サイトの有効な活用方法について記しています。