「フェアトレード」が拡大することで、変わっていく世界

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現代においては、「フェアトレード」という言葉が一般的になってきました。「フェアトレード」とは、その名のとおり、発展途上国のものを、そのものの価値で正当に取引をすることです。

先進国では、発展途上国から輸入されて製造されたものが、数え切れないほどあります。「ファストファッション」と呼ばれ、とても安く購入できる衣類の多くは、発展途上国に工場を構えています。

発展途上国での劣悪な労働環境が話題になり、「先進国のファッションは、発展途上国の人々の血でできている。それでも買いますか?」という過激なキャッチフレーズで不買運動を起こした人々もいます。

先進国でも、以前は調味料や衣類など、必要なものでも「誰でも」購入できる時代ではないときがありました。豊かさを求め続けた結果、発展途上国の人々が、自分たちの作ったものが正当に評価されずに、買い叩かれている現実があるのです

フェアトレードは、少しずつ広がりを見せています。そこで、「フェアトレード」が拡大することで、発展途上国には、どんなメリットがあるのかを解説していきたいと思います。

⚫︎正当に評価されることで、労働者の生活が楽になる

「正当な評価をする」ことで、途上国の労働者がどう変化していくのか、例をあげてみましょう。アフリカのガーナ共和国は、カカオの産地として有名です。カカオを使ったチョコレートなどは、先進国でも大人気ですが、カカオを育てることはとても労力がいることです。

そこで、幼い子どもを朝から晩まで酷使したり、働き手を集めるために誘拐が行われたりしたこともあり、世界的に問題になったことがありました。しかし、先進国でのチョコレートの値段は、高級品もありますが、子どもがお小遣いで買える程度のものがほとんどです。

つまり、いくら生産者がたくさんカカオを作っても、その生産者に入ってくるお金はわずかなのです。そのため、カカオを作るために働いている人々の給与は、おのずと少なくなります。それでは、どれだけ働いても、その国の労働者の生活は楽になることがありません。

「フェアトレード」でカカオ(チョコレート)を輸入した場合、一体どうなるのでしょうか。おそらくカカオ(チョコレート)の値段が「倍近く」まで跳ね上がります。しかし、その分だけ、労働者にも正当な賃金が支払われる可能性が高くなるのです。

安いものだけにとらわれるのではなく、「自分の支払ったお金が、どこへ行くのかということを考えて買い物をする」という考えが先進国では進んできています。

発展途上国の人々が作ったものが、正当に評価されることで、その国は豊かになります。そうなると、貧困に苦しむ人々が減っていくきっかけになるのです。

⚫︎発展途上国の女性の活躍する場所をつくることができる

「フェアトレード」では、食品のほかに、伝統的な刺繍が施された衣類や、草木などで染めた染物などが輸入されてくることがあります。その刺繍や染物をしているのは、女性たちです。

発展途上国では、まだまだ女性の地位は低いところが多いのです。学校に行く機会を失ったり、子どもを抱えながら重労働をしたりしている人もいます。そんな女性たちが、刺繍や染物などで、自分たちでお金を稼げるように支援しているNGOの団体があります

機械ではなく、すべて手作りなので時間はかかりますが、先祖代々から伝わる伝統的な美しい刺繍や染物が、先進国では人気です。値段は機械で量産されたものと比べるととても高いのですが、定期的な受注があることで、発展途上国の女性たちを応援するきっかけになるのです。

女性の地位が低い地域では、結婚すると、ほとんど家から出ることができない人もいます。しかし、女性自身が「お金を稼ぐ」という働き手になれば、家から出ることができます。

そうすることで、女性たちも外の情報を知ることができ、仲間と話すことで教育の必要性を感じるようになります。そのことが、子どもを学校に通わせたいと思うことにもつながるのです。

女性の活躍する場所を作り、お金を女性が稼げるようになることで、女性の地位が見直されるきっかけになるでしょう

このように、「フェアトレード」には、さまざまな可能性が秘められています。「高くなるなら嫌だ」という人もいるかもしれません。しかし、「物」の価値が正当に評価されることで、質の高いものが生産されるということにもつながります。

質の高いものが生産されれば、消費者にもメリットがあります。そして、発展途上国にとっては、「フェアトレード」が拡大することで、貧困を脱出するきっかけになる可能性があるのです。

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