なくらない児童労働の問題

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世界中の子どもを取り巻く問題のひとつに「児童労働」があります。児童労働は、子どもたちが稼ぎ手をなって、大人と同じように働いていることを意味します。発展途上国では、物を売ったり、畑仕事をしたりする子どもたちの姿をみかけることがあります。

発展途上国だけではありません。先進国と呼ばれる国でも、貧困地区では学齢期の子どもが、生きるために労働をしていることがあるのです。

ユニセフや、国連機関、多くの NPO・NGOが児童労働の問題の解決に乗り出していますが、児童労働がなくなることはありません。

本来ならば、子どもたちは学校や地域で友達とともに過ごし、たくさんのことを学びながら子ども時代を楽しむ権利があります。しかし、「子ども自身が働かなくては生きることができない」という厳しい背景があるのです。

そこで、「なくらならない児童労働の問題点」について、解説していきたいと思います。

⚫︎家族全員が貧困に苦しんでいる

子どもが働かざるを得ない理由は、その子どもの家族だけでなく、住んでいる地域自体が貧しいことがあげられます。地域が貧しいと、仕事があっても収入は少ない傾向にあります。これにより、親が必死に働いても、家族全員がその日食べる分も稼げないことがあるのです。

また、発展途上国では医療が発達していません。そのため、感染症やけがが命に関わる場合があります。もし、働き手である親が病気やけがで倒れてしまった場合、家族を支えるために、子どもが働かないといけないのです

子どもが働かなければならない状況になったときに、先進国ならば、子どもや保護者を支えるために給付金を支給するなどの制度があります。しかし、発展途上国の場合は、福祉制度が整っていないので、困った場合は当事者が解決するしかありません

家族の生活がかかっている場合、子どもたちは大人のように、家や仕事場で朝から夜まで忙しく働いています。そうなると、その子どもは学校へ行くことができません。教育を受けることができなかった子は、読み書きや計算などの就労に必要な知識を得ることができないのです。

教育を受けられないことで、その子は単純労働の仕事をするしかありません。しかし、教育を受けられなかったことが原因で、その子の将来が、貧困につながることが考えられます。

⚫︎労働が子どもの受け皿になっていることがある

先進国では、児童労働は禁止されています。しかし、海外に旅行へ行くと、その土地の子どもたちが笑顔で駆け寄ってくることがあります。現地の子どもは、花やおみやげなどを売りにきたり、芸を見せてくれたりします。そのため、お小遣い稼ぎをしているようにみえることもあるでしょう。

本当にお小遣い稼ぎでやっているときもありますが、問題になっているのは、犯罪に手を染めているケースです。

観光客をターゲットにして、売り子に気をとられている瞬間に財布を連携して盗んだり、財布を取り出したときに奪い取って逃げたりすることがあるのです。そのため、土地のガイドが「子どもが近寄ってきても、相手にしないで」と注意する地域もあります。

財布を盗んだり、人を騙したりする行為は、一見子どもの悪ふざけのようにみえるかもしれません。しかし、裏ではギャングやマフィアが絡んでいて、子どもたちを手先として使役していることがあるのです。

先進国であっても、虐待や貧困など家庭の状況を苦にして家出したり、天涯孤独になったりして、まるでストリートチルドレンのように子ども同士で暮らしていることがあります。マフィアやギャングなどは、そのような子どもたちを言葉たくみに利用します。

そのため、子どもたちはあそび感覚で、犯罪の片棒を担いでいることがあるのです。しかし、子どもにとっては、ギャングやマフィアであったとしても、寂しさや孤独を埋めてくれる存在になっていることがあります

子どもたちが、犯罪組織と結びついてしまうと、そこから抜けることは難しくなります。例え犯罪でも、成功すれば報酬がもらえます。その結果、そういった子どもたちは、学校からは遠のき、自然と犯罪組織の手先として、労働を続けることになるのです。

このように、先進国と発展途上国では、形は少し違うものの「児童労働」が存在しています。発展途上国でも、子どもが犯罪に手を染めていることがあり、問題になっています。そして、先進国と発展途上国とで共通する問題は「子どもが教育を受ける機会がなくなる」ことです。

教育は、自分の将来を決めるための道しるべになります。また、「どの子も教育を受けられるように」というスローガンを掲げて、児童労働の改善に努めている政府組織や国連、NGOなどはたくさんあります。

しかし、「貧困」や、「家庭から抜け出してしまった子どもの受け皿をどうするか」という問題を解決しなければ、児童労働はなくなりません。

自分たちの近くにいる子どもが、「どのように過ごしているのか」ということを気にかけることで、子どもを見守る目が増えます。子どもを地域で見守ることが、子どもたちの受け皿になっていくのです。

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