ドメスティック・バイオレンス(DV)の恐怖

a21952df0d9f02b927f54ccf1bc3eba5_s

ドメスティック・バイオレンス(通称DV)という言葉を知っていますか。DVとは、夫婦もしくはカップル間での暴力行為を意味しています。このDVに悩む人は、年々増加しています。

このDVという行為は、被害を受けた人の心に大きな傷を残します。この心に負った傷が後遺症となり、長期間PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ人が大勢います。

そこで、「DVの恐怖」について解説していきます。

⚫︎DVが日常化するとそれが「普通」になってしまう

DVの恐ろしい点のひとつが、被害者側の心理として、暴力が「普通」になってしまうことです。なぜなら、最初は相手から受けた暴力を「異常なことだ」と判断しますが、それが続くことにより、暴力が「普通」になってしまうのです。

これは、誘拐された人が犯人に対して、被害者が連帯意識や愛情を感じるようになる心理状態である「ストックホルム症候群」によく似た症状です。そのため、DVや虐待を「家庭内ストックホルム症候群」と呼ぶ人もいます。

また相手が暴力を振るってきたとしても、次の瞬間、途端に優しくなることがあります。そして、涙ながらに暴力を振るってしまったことを謝るのです。

そのときに、「この人は本当は優しい人なのだ。暴力を振るうのは今が苦しいからだ。自分が近くにいなくてはいけない」と暴力を振るわれた被害者が、加害者を受け入れようとしてしまいます。つまり、そこで共依存の状態になってしまうのです。

このように、共依存状態になってしまうと、そこから抜け出すことは難しいでしょう。なぜなら、被害者は精神的に追い詰められた状態になっており、通常の判断を下すことが困難だからです。

このときに、被害者に対して第三者がどれだけ加害者から逃げるように説明したとしても、心のどこかで加害者のことを考える限り、完全に二人を引き離すことはできません。

実際、DV専用の保護施設に被害者が駆け込んだとしても、そのうち何人かはしばらくすると加害者の元へ戻ってしまいます。

したがって、被害者本人が、加害者からの暴力を異常だと認識し、自分の置かれている状況を客観的に見ることができなければ、共依存の状態からは抜け出せなくなってしまいます。

つまり、脳は暴力が日常化すれば、次第に「異常だ」と感じなくなってしまいます。そうすると、被害者は痛みを感じたとしても、加害者から逃げ出そうとは思えなくなってしまうのです。

⚫︎DVから逃れるための方法

では、もし自分自身や大切な人がDV被害に遭ったら、どうすれば良いのでしょうか。

まず、DVの加害者は「病気」であると認識しましょう。確かに、病気であれば「そのような時こそ支えてあげたい」と思う人がいるかもしれませんが、それは間違いです。なぜなら、加害者が暴力を振るう場合は、素人にはどうすることもできません。

つまり、加害者には、専門機関によるサポートが必要なのです。しかし、被害者がそばにいることによって、甘えが出てしまいます。そのため、加害者は自分の暴力行為を止めることができません。したがって、被害者は、加害者からすぐに離れることが大切です。

しかし、そこで厄介なのは人間の持つ愛着心です。被害者は、この愛着心があるからこそ、「もしかしたら、自分がそばにいたら、以前のような優しい人に戻るかもしれない」と前向きに考えてしまいます。

このような「もしかしたら」という気持ちは、明るい展望を願うため、つい抱いてしまう感情です。ですが、加害者は暴力を振るいます。つまり、自分の行動を理性で制御できないということで、病気です。つまり、愛情では治すことができないものです。

もしも、DV行為を受けたならば、すぐに加害者から離れましょう。その上で、第三者の相談機関に入ってもらうことが重要です。

現代において、DVの問題は深刻化しているため、行政機関だけではなく、民間のNPOやボランティア団体も相談窓口になっています。したがって、相談する場所はたくさんあります。また、被害者が置かれている状況によっては、すぐに保護をしてもらえる場合もあります。

このように、DVは被害者の人生を大きく変化させます。そして、心に負った傷は、すぐには癒えることはありません。事実、本当に長い機関トラウマに悩まされている被害者は、大勢います。

しかし、被害者が経済力のない女性の場合、暴力を振るう夫から逃げたくても、生活のために逃げることができず、ただ我慢する毎日を送っている人もいます。したがって、DVの相談窓口があっても、被害者が「どうすることもできない」と思って抱え込んでしまっていることもあります。

また、加害者によって、被害者の精神が支配されている場合は、被害者自身が、今の状況が異常であるということを認識しなくてはならないため、加害者から離れるためには専門機関による適切な援助が必要です。

したがって、すぐにDVは解決することはできません。これらの複雑な環境が重なることによって、徐々に被害者の精神状態を追い詰め、命を危険に晒してしまう原因にもなっているのです。

action
保育士・幼稚園教諭が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、施設や企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

botton6

注目の人気記事

a1管理人による転職体験記
保育士・幼稚園教諭として、私が実際に転職サイトを利用して転職した経験を述べています。

見学の際に感じたことや、失敗した経験から、転職の際に必要だと感じたことなどを詳細に記しています。


a2転職サイト利用の流れ
転職サイトを活用するとはいっても、初めて利用する人がほとんどなので「どのような流れで進んでいくのか分からない」という不安が残ります。

実際には難しいことは何一つないのですが、どのような手順で進んでいくのかを解説しています。


転職サイトを有効活用する方法
a3良い求人を見つけ、転職を成功させるときは転職サイトの利用が一番の近道です。しかし、保育士・幼稚園教諭の中でも、転職サイトを利用したことがないという人は多いです。

そこで、転職サイトの有効な活用方法について記しています。