安全な水を手に入れられないことで起こる問題

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先進国では、当たり前のように飲み物を手に入れることができます。これにより、病気などで水分制限のない限り、好きなときに好きなだけ喉を潤すことができます。

しかし、世界には、まだ水汲みをしなくては生きていくことができない生活をしている人々がいます。それは、発展途上国や災害などで被害を受けた被災地の人々です。

そのため、国連やユニセフなどの政府機関やNPO・NGOなどの民間組織が連携をして、ライフラインを確保することが難しい人々の支援をしています。

そこで、今回は、「安全な水が手に入れられないことで起こる問題」について解説していきます。

 ⚫︎教育を受ける機会が奪われる

「水汲み」というと、発展途上国を思い浮かべる人も多いでしょう。昨今では、政府機関や民間組織の働きにより、発展途上国と呼ばれるアジアやアフリカ諸国にも、都市部では水道が整備されています。

しかし、発展途上国の都市部以外では、水道が整備されていない地域もあります。なぜなら、アフリカ諸国では、地球温暖化によって砂漠化が進んでいる地域があったり、元々水脈が乏しい土地があったりするからです。

そうなると、水道や井戸のない地域の人々は、生活のために水汲みをする必要が出てきます。そして、水は生活すべてに関わる大切なものです。そのため、「今日は体調が悪いから水汲みができない」ということは許されません。

では、誰が水汲みをするのでしょうか。

それは、女性や子どもたちです。子どもでも、特に女の子がその役割を担うことが多いといいます。つまり、水汲みは女性の仕事とされているのです。

しかし、水汲みは重労働です。また、自宅と水汲みをする場所が、近いとは限りません。そうなると、水の入った重いタライなどを持って、何キロも歩かなくてはならない場合が出てきます。しかも、それを1日に何回も繰り返さなくてはなりません。

この状態は、その子が水汲みの必要な地域から出るか、その土地に水道が整備されない限り、一生続きます。たとえ、彼女たちが「学校へ行きたい」と願ったとしても、生きるための水汲みを欠かすことはできません。

もし、1日の大半が水汲みで終わってしまえば、その地域に住む子どもたちが教育を受ける機会は失われます

そして、子どもたちの教育の機会が奪われるということは、その地域では人が育たないことを意味します。人が育たないということは、地域や国は活性化せず、自立した生活を送ることができません。つまり、貧困の連鎖が止められなくなってしまうのです。

⚫︎感染症をはじめとする健康への影響

では、水道が整備されていれば、それで良いかというと、そうではありません。もちろん、水道がない地域に比べれば、ずっと良い暮らしを送ることができるでしょう。

しかし、問題は「その水道から出る水が安全か」ということです。

実際、国によっては、水道水の飲用について注意を促している場合があります。その理由は、水道水の衛生面に心配があるからです。

ある調査では、世界で水道水を飲用することができるのは、15カ国だけであると言われています。事実、欧米諸国では、水道水をそのまま飲むことはなく、ミネラルウォーターを利用しています。

水道水を飲み水として飲用することができない理由は、下水処理施設がなかったり、環境破壊によって水源が未処理の汚水に汚染されたりすることがあげられています。これにより、26億人もの人が、環境衛生用水(排水処理など)を適切に使用できないとされているのです。

こうなると、水汲みをしている人々の水は、さらに安全性が疑われます。

なぜなら、先述でもあったように、環境破壊による水質汚染が懸念されているからです。まだ衛生管理や環境整備が十分ではない発展途上国の場合、一度汚染されてしまうと、それを浄化するには金銭的な問題がでてきます。

そのため、汚染された水が、浄化されずにそのままの状態になってしまうことがあるのです。

しかし、水汲みをする場所は、何箇所もあるわけではありません。そうなると、たとえ汚染された水でも飲み水として使用しなければならなくなるのです。

その結果、汚染された水を使用したことが原因で感染症などにかかり、多くの子どもたちが命を落としています。つまり、命をつなぐはずの水が、子どもたちの命を奪っているのです。

このように、安全な水が手に入らないということは、さまざまな問題を引き起こします。その最たるものは、その地域の人々の命を危険にさらしてしまうということです。

このような状況を打破するために、水を浄化する術を伝えたり、井戸を設置したりする支援団体もあります。それでも、貧困の問題と相まって、なかなかすぐには解決しない難しい問題です。

しかし、この問題を改善するためには、支援してくれる人だけではなく、水問題を抱える地域の人々が一緒に解決策を考えることが大切です。そのためには、子どもたちが教育を受けられる環境を整え、問題を解決できる手段を身につけることが急務と言えるでしょう。

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